ソニー、フルHD 3Dハンディカムの発売を5月に延期
-震災の影響で、「HDR-TD10」を5月13日発売に
HDR-TD10 |
ソニーは、1,920×1,080ドットのフルHD解像度で3D撮影が可能なハンディカム「HDR-TD10」の発売日を5月13日に延期した。
1月の製品発表時には、4月の発売を予告していた。しかし、東日本大震災により部材調達に影響が出たことから、生産ラインの継続的稼働が困難になったため、発売を延期することとなったという。
「HDR-TD10」は、2つのレンズとExmor Rセンサー、映像エンジンBIONZを搭載した、二眼の3Dビデオカメラ。1,920×1,080/60iのフルHD解像度で3Dの撮影に対応するほか、2Dでは60pと24pのネィテイブ記録も可能。64GBメモリを内蔵するほか、メモリースティック/SDメモリーカードスロットを装備する。
1/4型710万画素相当のExmor R CMOSセンサーを2基搭載するほか、ソニーGレンズ、映像エンジンBIONZなどを各2系統搭載。2つの視差のついた映像を、Blu-ray 3Dでも採用されているMPEG-4 MVCフォーマットで記録することで、1080iのフルHD 3Dの撮影が行なえる。3D撮影時の光学ズームは3D時が10倍(35mm換算34.4~344mm)。店頭予想価格は15万円前後。
(2011年 4月 21日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]