VAP、映画「GANTZ」を7月にBlu-ray/DVD化

-二宮和也と松山ケンイチ共演。後編も公開中


(C)奥浩哉/集英社 (C)2011「GANTZ」FILM PARTNERS

 バップは、映画「GANTZ」をBlu-ray/DVD化。7月13日に発売する。価格はBDが4,200円、DVDが3,570円。前・後編2部作の前編にあたり、2011年1月に公開。なお、後編「GANTZ PERFECT ANSWER」も4月から劇場公開されている。

 BD/DVDのどちらも2枚組で、特典DVDが付属。BD版も、特典ディスクはDVDとなり、特典DVDの内容は共通。メイキング映像、イベント映像集、監督インタビュー、「GANTZ PERFECT ANSWER」の予告編を収録。また、本編ディスクにも特報、予告、TVスポットを収録する。


 タイトル仕様音声品番価格
BDGANTZ本編BD
特典DVD
【本編仕様】
片面2層
本編130分
16:9
1080p
MPEG-4 AVC
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 5.1ch)
VPXT-711674,200円
DVDGANTZ本編DVD
特典DVD
【本編仕様】
片面2層
本編130分
16:9
(1)日本語
 (ドルビーデジタル5.1ch)
VPBT-135853,570円


 週刊ヤングジャンプで2000年から連載が開始され、コミックは既刊31巻で累計発行部数1,600万部を突破する奥浩哉のSFアクションが原作。

 幼馴染の玄野と加藤は、線路上に転落した酔っ払いを助けようとして電車に轢かれてしまう。次の瞬間2人は見慣れぬマンションの一室にいた。そこには同じように“死んだはずの人々”が集められ、リビングの中央には“ガンツ”と呼ばれる謎の大きな黒い球が異様な存在感を誇っていた。

 出ることの許されないその部屋で、生き残るためのミッションを“ガンツ”から与えられる。それは“星人と戦い、殺すこと”。戦いの場へと転送された彼らは、何者かも分からぬ異形の星人と対峙する。

 戦いを終え部屋に戻ると“ガンツ”による採点が行なわれ、星人を倒し得点を重ね“100てん”になると、この世界から解放されるか、好きな人を生き返らせることができるという。元の世界に一時的に戻されるが、“100てん”を取るまで終わらない戦いの連鎖。

 いつ呼び戻されるのか分からないまま元の世界での生活を続ける“死んだはずの人々”。戦いに目覚め、生き抜くことを選択する玄野と、暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定する加藤。生と死を実感しながら、その不条理な世界での戦いは苛烈を極めていく……。

 死んだはずの人間がGANTZ<ガンツ>に召還され、“星人”と戦うことになるという独特の設定が特徴。理不尽な状況に追い込まれた人々による、極限状態での人間ドラマと超過激なアクションが展開する。主演は二宮和也と松山ケンイチ。ほかにも、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之らが出演。監督は佐藤信介、脚本は渡辺雄介、音楽は川井憲次。


(2011年 5月 9日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]