マクセル、Verbatim製iVDRの使用に対して注意喚起

-レコーダ損傷の恐れ。「規格に準拠していない」


 日立マクセルは、6月25日に発売するiVDR/HDDレコーダ「VDR-R2000」において、Verbatimブランド(三菱化学製)のiVDR-Sカートリッジ「36070」を使用するとレコーダの一部を損傷する恐れがあると告知した。

日立マクセルのiVDR/HDDレコーダ「VDR-R2000」Verbatimブランド(三菱化学製)のiVDR-Sカートリッジ「36070」

 日立マクセルはVDR-R2000の製品ページにおいて、「現在販売されているVerbatim製のiVDRは、iVDR規格に準拠していないことを確認した。VDR-R2000で使用した際、カートリッジ挿入時にカートリッジロック機構が正常に働かず、レコーダの一部を損傷する可能性がある」と注意喚起している。

 VDR-R2000は、地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基搭載するレコーダ。iVDR-Sへの録画に加え、内蔵する250GB HDDへの録画も可能。さらに、DTCP-IPサーバーなどのネットワーク機能を強化したことも大きな特徴となっている。



(2011年 6月 24日)

[AV Watch編集部 中林暁]