エミライ、米OPPOのBDプレーヤー「BDP-95」を発売

-SACD/BD 3D対応。HDMI×2やUSB/eSATAも装備


米OPPO DigitalのBlu-rayプレーヤー「BDP-95」

 エミライは、米OPPO DigitalのBlu-rayプレーヤー「BDP-95」を9月1日に発売した。同社直販サイトに加え、アバックのグランド新宿店、秋葉原本店、横浜店、横浜ANNEX01、通販センター、ダイナミックオーディオの新宿店で販売する。直販サイトでの価格は189,800円。エミライによる日本語マニュアルが付属する。

 BDビデオ、Blu-ray 3D、DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD(マルチチャンネル対応)、音楽CDなどの再生に対応したプレーヤー。AVCHDの再生にも対応するほか、USB端子やeSATA端子も備えており、接続したHDDやフラッシュメモリ内の動画や音楽再生が可能。動画はMP4、DivX、MKVなど、音楽はFLAC、WAVなどの再生に対応する。

 7.1chのアナログ出力端子を備えており、ドルビーTrueHDやDTS-HD Master AudioなどのHDオーディオに対応したデコーダも内蔵。デコードしてアナログマルチチャンネル出力できるほか、HDMIからのビットストリーム出力にも対応する。


DACは、ESSのセイバーDAC「ES9018」

 DACには、ESSの「セイバーDAC」を採用。32bit Hyperstream DACアーキテクチャーと、タイムドメインジッターエリミネーターを採用した「ES9018」を内蔵しており、ダイナミックレンジは135dB,全高調波歪み率とノイズの合算値は-120dBを実現している。

 DACは2基搭載しており、1つは7.1chに、もう1つは2chステレオ出力専用に使用。2ch出力では、1chあたり4つのDAC出力を並列で動作させている。2ch出力はRCAに加え、XLRバランス出力も備えている。

 映像面では、Maevellの第2世代Qdeoテクノロジーを採用した「kyoto-G2」プロセッサを内蔵。ノイズを除去した自然な映像が描画できるという。DVD再生時はアップコンバートも可能。HDMI出力は1080pに対応し、24p出力もサポートする。


背面。2系統のHDMIを備えている

 電源部には、Rotelが設計製造した特注仕様のトロイダルトランスを採用。スイッチング方式の電源と比べ、ノイズが少ないという。

 HDMI(Ver.1.4a)出力は2系統備え、映像と音声を分けて、より高品質な出力をする事も可能。HDMI CECにも対応しており、付属のリモコンで対応機器を操作できる。

 出力端子はHDMI×2、コンポーネント×1、コンポジット×1、アナログ音声2ch×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1、7.1chアナログ音声×1、XLRバランスステレオ×1を装備。Ethernet、USB、eSATAも各1系統備える。定格消費電力は45W、スタンバイ時は0.5W。外形寸法は430×311×98mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.3kg。



(2011年 9月 2日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]