シャープ、HDD長時間録画対応のパーソナル「AQUOS K7」
-実売5万円の24型フルHDなど3モデル
19型のLC-19K7はブラック/ホワイト/ピンクの3色 |
シャープは、液晶テレビAQUOSのパーソナルモデル「K7シリーズ」を2月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24型が5万円前後、22型が45,000円前後、19型が4万円前後。カラーは24/22型がブラック(B)とホワイト(W)、19型はブラック(B)/ホワイト(W)/ピンク(P)を用意する。
パーソナル用途を想定した液晶テレビで、別売USB HDDへの録画も可能。バッファローが2012年春ごろに発売する長時間録画HDD「HDX-PNU2/Vシリーズ」と「HDX-LSU2/Vシリーズ」に対応したことが特徴で、MPEG-2 TS録画のほかに、ハイビジョンで最大4倍のMPEG-4 AVC/H.264長時間録画「TRモード」も用意。AVC形式への圧縮はテレビでなくHDD側で行ない、容量を節約できる。
上記の長時間対応HDDを接続した場合、BSデジタル放送では2TBで約696時間の録画が可能。それ以外のHDDでは約174時間録画できる。なお、既報の通り同日に発売されるV7シリーズでも同様に長時間録画できる。
番組を視聴中に録画ボタンを押せば、ワンタッチで番組を最後まで録画して停止する「番組ぴったり録画」や、番組表から番組を選ぶだけで録画予約ができる「パッとカンタン予約」機能も備えている。また、リモコンにUSB HDDからの再生用ボタンを用意。「10秒戻し」、「30秒送り」などの専用ボタンを追加している。
バッファローが2012年春ごろに発売予定の長時間録画HDD「HDX-PNU2/Vシリーズ」(左)と「HDX-LSU2/Vシリーズ」(右) |
パネル解像度は24/22型が1,920×1,080ドットのフルHD、19型が1,366×768ドット。バックライトはLED。テレビコントラストは1万:1、視野角は160度で共通。ベル音も内蔵し、目覚まし時計として使えるおはようタイマーや、おやすみタイマーも搭載する。
チューナは地上/BS/110度CSデジタルのシングルチューナ。放送番組と外部入力などの2画面同時表示も可能で、PinP(子画面表示)時の子画面表示位置を自由に設定できる。番組検索時は、ジャンルやキーワードを登録しておけば、ヒットした番組を番組表上で色分け表示。今日/明日のおすすめ番組として案内したり、番組開始直前に通知することが可能。
24型のLC-24K7 | 22型のLC-22K7 |
HDMI入力は3系統装備。AQUOSファミリンクIIに対応し、対応携帯電話で撮影した動画や写真を静止画を表示してテレビのリモコンで操作できる。
省電力機能として、環境に合わせてバックライト輝度を自動的に調整する「明るさセンサー」や、一定時間操作が無かった場合に自動で電源をOFFにしたり、消費電力を落としながら見やすい画質にする「セーブモード」、「照明オフ連動」、「無信号電源オフ」などを搭載する。
型番 | LC-24K7 | LC-22K7 | LC-19K7 |
サイズ | 24型 | 22型 | 19型 |
パネル解像度 | 1,920×1,080ドット | 1,366×768ドット | |
チューナ | 地上デジタル×1 BS/110度CSデジタル×1 | ||
スピーカー | 2.7×8cm ×2個 | ||
音声実用最大出力 | 3W×2ch | ||
消費電力 | 約62W | 約60W | 約53W |
待機時消費電力 | 0.1W | ||
年間消費電力量 | 38kWh/年 | 37kWh/年 | 28kWh/年 |
入出力端子 | HDMI入力×3、D5入力×1、コンポジット入力×1、 アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1、 アナログ音声(ビデオ入力兼用)×1、 ヘッドフォン出力×1、USB×1 | ||
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) (スタンド含む) | 580×175×407mm | 535×175×382mm | 469×158×345mm |
重量(スタンド含む) | 約6.1kg | 約5.4kg | 約4.3kg |
(2012年 1月 19日)
[AV Watch編集部 中林暁]