ステレオサウンド、オーディオ用USBケーブル付き雑誌

付録のZONOTONE制作オーディオ用USBケーブル

　ステレオサウンドは、8月17日発売予定のオーディオビジュアル専門雑誌「HiVi(ハイヴィ) 9月号」に、特別付録としてZONOTONEのオーディオ用USBケーブルを付けて発売する。価格は1,980円。

　USB DACなどで利用するオーディオ用のUSBケーブル。オーディオ用のケーブルは1mで1万円以上などの高価なモデルも存在するが、「長さを短くした、市販品とほぼ同じ構造のお試しケーブル」として、約21cmの短いUSBケーブルを制作。価格を抑えることで、雑誌の付録にできたという。

ZONOTONEの創設者である前園サウンドラボ社長の前園俊彦氏。「単なる付録ではなく、専用に開発・生産した特別品です」と胸を張る(同社研究所にて)

　端子はPC側がタイプA、DAC側がタイプB。制作はZONOTONEが担当。発売されている「6N・USBGrandio2.0」(60cmで11,000円)と同等のクオリティを目指し、信号ラインに純銀コートを施した6N銅導体を使っているという。電源ラインは高純度無酸素銅。信号伝送用、電源用どちらも2芯。2層アルミペットと錫メッキ無酸素銅高密度編組シールドを採用。絶縁体は高密度架橋ポリエチレン。シースは天然綿糸介在+PVCを使っている。コネクタ部は24金メッキ仕上げ。

端子はPC側がタイプA	表面には「for HiVi」の文字が	DAC側がタイプB

　なお、既報の通り、ステレオサウンドでは8月下旬に発売する「DigiFi(デジファイ)第7号」に、付録としてUSB DAC付のデジタルパワーアンプを同梱予定。今回のUSBケーブルについてステレオサウンドは、「最高のハイレゾサウンドを楽しむために使ってもよし、僚誌Digi-Fi特別付録のUSBDAC付きデジタルパワーアンプ用として使ってもよし。どちらとも相性は抜群」としている。