パイオニア、AirPlay/DLNA対応のミニコンポ最上位機
-スマホ操作にも対応。12,000円の廉価機も
X-HM81-S |
パイオニアは、AirPlayやiPhone/iPodに対応したオーディオコンポ「X-HM81-S」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。
また、小型CDコンポの新モデル「X-EM11」も8月下旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後。
■ X-HM81-S
iPhoneやiPodに対応したCDミニコンポで、AirPlayやDLNA 1.5に対応したネットワークオーディオ機能も搭載する。Ethernetと無線LAN(IEEE 802.11b/g)を備えている。
AirPlayにより、ホームネットワーク内のiPhoneなどiOS端末やiTunesの楽曲をワイヤレスで出力できるほか、DLNA 1.5に準拠し、NAS(LAN HDD)やパソコン、Android端末などに保存した音楽コンテンツをネットワーク経由で出力できる。また、vTunerによるインターネットラジオも備えている。
iPhoneやAndroid用のアプリ「Pionner ControlApp」により、ネットワーク接続したX-HM81-Sの操作がスマートフォンから可能になる。別売のBluetoothアダプタ「AS-BT200」を接続することで、Bluetooth搭載のスマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーとの連携にも対応。iOS/Androidアプリ「Pioneer Air Jam」からのオーディオ出力にも対応する。
本体上部にはiPhone/iPod対応のDockを備えており、iPadとは前面のUSB端子で接続。Made for iPod/iPhone/iPadロゴも取得している。本体中央には楽曲名やジャケット表示に対応した2.4型フルカラー液晶ディスプレイを備えている。
アンプはAVアンプにも利用されている「Direct Power FET」の採用により、最大出力50W×2chを実現。底面を2重構造にしたレイヤードシャーシにより、筐体の剛性を高め、音質に悪影響を与える振動を低減している。CDプレーヤーやAM/FMチューナも搭載する。
入力端子はアナログ音声×2(ステレオミニ×1、RCA×1)。サブウーファ出力や映像出力、ヘッドフォン出力などを装備する。消費電力は75W(待機時0.5W)。外形寸法は215×353×132mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。
スピーカーはバスレフ式の2ウェイブックシェルフ。2.5cmのドーム型ツィータとグラスファイバーを採用した12cmのコーン型ウーファを搭載する。再生周波数帯域は45Hz~40kHz、インピーダンスは4Ω。外形寸法は156×258×266mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg(1台)。
■ X-EM11
X-EM11 |
コンパクトサイズのCDミニコンポ。本体とスピーカーを合わせた外形寸法は422×215×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。
本体部はフロントローディング式のCDトレイを採用し、音楽CDのほか、MP3、WMAを記録したCD-R/RWの再生も可能。USB端子も備えており、USBメモリに記録したMP3やWMAなどの再生にも対応する。最大出力は10W×2ch。AM/FMチューナも装備する。入力端子はアナログ音声×1(ステレオミニ)。ヘッドフォン出力も装備する。消費電力は18W(待機時0.6W)。外形寸法は152×215×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg。
スピーカーはブックシェルフ型で、10cm径のフルレンジユニットを搭載。再生周波数帯域は55Hz~20kHz、インピーダンスは8Ω。外形寸法は135×198×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.3kg(1台)
(2012年 7月 25日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]