フィリップス、「O'Neill」コラボのヘッドフォンなど

　フィリップス エレクトロニクス ジャパンは3日、スポーツアパレルメーカー「O'Neill(オニール)」とのコラボモデル3機種や、スマートフォン対応モデルも含めた、カラーバリエーションを多く用意するエントリーモデル4シリーズ16機種など、あわせて19機種のヘッドフォン/カナル型(耳栓型)イヤフォンを発表。10月中旬より順次発売する。

　価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は下表のとおり。

　なお、同日発表の音のカスタマイズなどができるAndroidアプリに対応した、スマートフォン向けヘッドフォン1機種とカナル型(耳栓型)イヤフォン3機種の計4モデルについては別記事で紹介している。

■ スポーツブランド「O'Neill(オニール)」とのコラボモデル3機種

　「O'Neill(オニール)」とのコラボモデルである「SHO」シリーズは、スマートフォン向けのマイクやリモコンを搭載し、絡みにくく断線しにくい1.2mのファブリックケーブルと金メッキのステレオミニ端子を採用。高い耐久性と高音質を兼ね備えるモデルとして訴求している。

　カナル型(耳栓型)イヤフォンの「SHO2205」はセミオープン型で、8.6mm径のドライバを搭載。再生周波数帯域は6Hz～23.5kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は105dBで、最大入力は50mW。ボディに最大140kgの負荷に耐えられるというメタルを使用している。重量は23g。カラーはブラック(BK)とホワイト(WT)を用意する。

　ヘッドフォンの「SHO9565BK｣はオープン型で、40mm径のドライバを搭載。再生周波数帯域は12Hz～24kHzで、インピーダンスは32Ω。感度は105dBで、最大入力は50mW。ヘッドバンド部の素材にスーパーストレッチポリマーを使用し、バンドを180度広げても壊れない耐久力を備えるとする。ケーブルは着脱式で、過剰な負荷がかかるとヘッドバンド部分から外れるようになっている。重量は170g。カラーはブラック(BK)のみ。

SHO2205BK	SHO2205WT	SHO9565BK

■ スマートフォン対応モデルを含むエントリーモデル4シリーズ16機種

　スマートフォン対応のエントリーモデル「SHE3595」シリーズは密閉型のカナル型(耳栓型)イヤフォン。リモコン内蔵マイクで通話が可能なほか、マイクボタンでボリュームコントロール/再生/選曲などの操作もできる。

　9mm径ドライバを搭載し、再生周波数帯域は12Hz～23.5kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は103dBで、最大入力は50mW。ケーブル長は1.2mで、クローム仕上げの3.5mmステレオミニ入力を備える。重量は11g。カラーはブラック(BK)、ホワイト(WT)、ピンク(PK)を用意する。

SHE3595BK	SHE3595WT	SHE3595PK

　スマートフォン非対応の廉価なエントリーモデルとして、ヘッドフォンの「SHL3000」シリーズや、カナル型(耳栓型)イヤフォンの「SHE3590」シリーズ、インナーイヤー型の「SHE3000」シリーズもラインナップ。多くのカラーバリエーションを用意した。

　SHL3000シリーズは密閉型で、32mm径のダイナミック型ドライバを搭載。再生周波数帯域は20Hz～20kHzで、インピーダンスは24Ω。感度は106dBで、最大入力は30mW。ケーブル長は1.2mで、金メッキのステレオミニ入力を備える。ハウジングには回転機構を備え、ソフトイヤークッションも採用して着け心地を良くしたという。重量は140g。カラーはブラック(BK)、ホワイト(WT)、オレンジ(RD)、パープルピンク(PP)の4色を用意する。

　SHE3590シリーズは密閉型で、再生周波数帯域は12Hz～23.5kHz。インピーダンスは16Ωで、感度は102dB、最大入力は50mW。ケーブル長は1.2mで、クローム仕上げのステレオミニ入力を備える。重量は11g。ブラック(BK)、ホワイト(WT)、ピンク(PK)、パープル(PP)、イエロー(YL)、グリーン(GN)の6色を揃える。

　SHE3000シリーズはインナーイヤー型で、15mm径ドライバを搭載。再生周波数帯域は12Hz～22kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は115dB、最大入力は50mW。ケーブル長は1.0mで、クローム仕上げのステレオミニ入力を備える。重量は11g。ブラック(BK)、ホワイト(WT)、ピンク(PK)を用意する。

SHL3000シリーズ	SHE3590シリーズ	SHE3000シリーズ