ドコモ、Xperia NX/acro HDをAndroid 4.0/DTCP-IP対応に
ミュージックアプリは「WALKMAN」に名称変更
NTTドコモは、「Xperia NX SO-02D」と、「Xperia acro HD SO-03D」のAndroid 4.0へのアップデートを27日より開始する。2機種のアップデートについては「11月中提供開始」と告知されていた。
Xperia NX SO-02D | Xperia acro HD SO-03D |
アップデート内容は2機種とも共通で、Androidのバージョンが従来の2.3から4.0.4になる。顔認証で画面ロックが解除できる「フェイスアンロック」に対応。ホーム画面の長押しでウィジェットの追加や壁紙/テーマの変更が行なえ、ホームキーの長押しで起動中のアプリ一覧表示/アプリの動作停止が可能。ステータスバーをフリックして設定画面に簡単に入ることができるようになり、プリインアプリの無効化やアプリ/画像/動画のバックアップ作成ができるなど、機能の強化や向上が図られている。新たに追加となるアプリは「Google+」「メッセンジャー」「Playムービー」。
ソニー独自のアップデート内容として、ミュージックアプリが「WALKMAN」に、ギャラリーアプリはアルバムアプリに変更。ムービーアプリや「Video Unlimited」アプリも追加される。アルバムアプリとムービーアプリはオンライン連携機能も備え、FacebookやPicasaなどに保存した画像の自動同期や、映画の詳細情報取得などが可能。DTCP-IPにも対応し、ソニー製BDレコーダやnasneから、録画番組やテレビ番組の放送転送を視聴できるようになる。
アップデートの際は、本体メモリに300MB以上の空き容量が必要となる。
Xperia NX SO-02Dは約4.3型/720×1,280ドットのクリアブラックパネル搭載スマートフォン。ディスプレイ下部にクリアパーツ「Floating Prism」を配してデザインに特徴を持たせている。非球面レンズと裏面照射CMOS「Exmor R for mobile」を採用した1,210万画素カメラを備え、フルHD動画撮影も可能。映像/音楽のDRM「PlayReady」もサポートし、対応する配信サービスなどが利用できる。
Xperia acro HD SO-03Dはシリーズ初のIPX5/IPX7等級防水モデルで、約4.3型/720×1,280ドット液晶「RealityDisplay」を搭載し、フルHD動画に対応。3Dスイングパノラマ撮影機能に対応する、裏面照射CMOS「Exmor R for mobile」採用の1,210万画素カメラを備える。またおサイフケータイやワンセグ、赤外線通信機能にも対応する。
(2012年 11月 27日)
[AV Watch編集部 庄司亮一]