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ピクセラ、15倍W録対応のWin 8向けTVキャプチャ

カット編集、CM検出、DTCP-IP対応。約18,000円

Windows 8向けのテレビキャプチャカード「PIX-DT260」

 ピクセラは、3波ダブルチューナ、ダブルトランスコーダを搭載した、Windows 8向けのテレビキャプチャカード「PIX-DT260」を12月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。対応OSはWindows 7/8で、32bit、64bitのどちらもサポートする。

 接続はPCI Express x1で、ロープロファイル用のブラケットも同梱する。

 高感度な3波対応のシリコンチューナと、ハードウェアAVCトランスコーダを各2基搭載。CPUに負荷をかけずに、2番組同時のAVC録画が可能。最高で15倍の録画ができ、「HEモード」を利用した場合、1TBのHDDに約1,500時間の録画ができる。

 Windows 8にも対応しているが、Windows 8の新UIには対応しておらず、デスクトップモードから使用する。視聴/録画ソフトは「StationTV」を用意。メーカー製PCにおけるチューナ機能のOEMを手掛けている事を強みとしており、安定感や初心者に使いやすい操作性を特徴としてアピールしている。

基板のアップ
入力部分

 録画した番組のBDへの書き出しや、DVDへのAVCREC形式での書き出し、SDメモリーカードやメモリースティックに書き出す事もでき、モバイル機器で録画番組の再生を楽しむ事もできる。

 録画番組のカット編集や、ダイジェスト再生機能も装備。聞き取りやすい音声のまま0.8倍のゆっくり再生をしたり、1.2倍や1.5倍、2倍の早見再生も可能。追いかけ再生にも対応する。

 キーワードを登録するおまかせ予約機能も搭載。CM検出機能も備えている。スタンバイや休止状態からの予約録画もサポート。予約時間になるとPCが復帰し、録画される。録画先としては、内蔵HDDだけでなく、外付けUSB HDDも利用できる。

 DTCP-IPにも対応し、録画番組をLAN内の対応クライアントに配信可能。外出先から、Gガイド.テレビ王国を経由し、リモート予約もできる。

(山崎健太郎)