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iOS向け「ニコ生」アプリが有料チャンネルに対応

配信用「Niconico Live Encoder」も機能強化

「Niconico Live Encoder」の標準画面

 niconicoは13日、iOS向けのアプリ「ニコニコ生放送」と、PC向けのニコニコ生放送用の配信ツール「Niconico Live Encoder」をアップデート。ニコ生視聴アプリでは、有料チャンネルが楽しめるようになり、「Niconico Live Encoder」ではUIを一新。よりスムーズに配信ができるようになったという。

 iOSアプリ「ニコニコ生放送」最新のver5.02において、有料チャンネル視聴に対応。これにより、ブロマガ会員限定の番組をはじめ、有料、無料に関わらずニコニコチャンネルの生放送番組が視聴できるようになった。ただし、有料チャンネルを視聴する場合は、Webからチャンネルへ入会が必要。ニコニコチャンネル内の有料生放送番組の視聴は、Webでの事前購入が必要になる。対応モデルはiPhone、iPod touch、iPadで、iOS 4.3以降が必要。

 ニコニコ生放送用配信ツールの「Niconico Live Encoder」は、SplitmediaLabsの配信ツール「Xsplit」をベースに開発されているもので、ニコニコ生放送向けのインターフェースを採用している。

 新たにver2.0(β版)が公開され、ユーザーインターフェイスが新しくなった。これにより、利用しているブラウザのサイズに合わせ、ステージ(配信画面)サイズが変更できるようになった。「フルモード」と「コンパクトモード」の選択が可能で、シーンの切り替えが同画面上で簡単に行なえるという。

 また、ユーザーが目的や配信機材のスペックに合わせて、配信やエンコード設定をより詳細に行なえるようになった。

 さらに、ニコニコチャンネルの生放送配信にも新たに対応。配信画面上に任意のテキストを字幕のように表示する機能も追加された。

「Niconico Live Encoder」の詳細設定画面
コンパクトモードにしたところ

(山崎健太郎)