パナソニックのクラウド連携スマホアプリがAV機器に対応

生活家電に加え、AV機器も連携可能になった

　パナソニックは、スマートフォン用アプリ「パナソニックスマートアプリ/Panasonic Smart App」をアップデート。新たにAV機器とも連携可能になった。

　アプリの対応OSは、Android 2.3.3以上とiOS 5.0以降。iPhone 5にも最適化済みとしている。AV機器の対象モデルは、3月8日/4月26日発売のVIERA「DT60/E60シリーズ」 や、2月10日発売のDIGA「DMR-BXT3000」などで、詳細は後述する。

　「パナソニックスマートアプリ」は、冷蔵庫など生活家電や、体組成バランス計などヘルスケア家電と、クラウドをつなぐサービスとして提供中。オーブンレンジに自作のレシピを登録したり、体組成計の測定データをグラフ化するといったことが行なえる。無線LANやNFC(近距離無線通信)技術を用いて連携できる。

　今回のアップデートにより、テレビのVIERAやレコーダのDIGA、デジタルカメラのLUMIXなどのAV機器にも対応。同アプリをポータルとして、各AV機器に対応するアプリをダウンロードできる。これにより、LUMIXやビデオカメラで撮影した静止画/動画をスマートフォンにコピーして、テレビのVIERAなどで視聴可能。また、リモコン機能でVIERAやDIGAを操作したり、離れた場所からLUMIX/ビデオカメラのシャッターや動画撮影オン/オフ、ズームなどの操作ができる。

　そのほか、「Club Panasonic」の「My家電登録」がアプリから行なえる。無線LAN接続による無線アクセスの自動機器検出や、NFCによるタッチアクセスを利用して登録の手続きが可能。登録すると、機器に応じた最新アップデート情報などをアプリで受け取れる。

　アプリの機能やWebサービスは1つのメニュー画面から利用でき、持っているAV機器の機種やスマートフォンのOSバージョンの組み合わせで、利用できるサービスや機能を知ることができる。持っている機器の取扱説明書をアプリから閲覧することも可能。