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オンキヨー、HDサラウンド対応2.1chシアター「HTX-35HDX」

別売スピーカー追加で5.1chにも。実売約43,000円

2.1chホームシアター「HTX-35HDX」。サブウーファにアンプやデコーダも内蔵している

 オンキヨーは、Blu-rayのHDサラウンドも再生できる2.1chホームシアター「HTX-35HDX」を4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43,000円前後。

 アンプ内蔵のサブウーファと、小型サテライトスピーカー×2個で構成する2.1chシステム。センター/サラウンドスピーカーとして使用できる「D-35M」(オープン/店頭予想価格6,500円前後)も4月上旬発売予定で、これを追加する事で最大5.1chまで拡張できる。

 サテライトスピーカーには、6.5cm径ユニットを2基搭載。ユニットを最適な角度に配置することで、「サイズからは想像できないほどの広がりのある音場を構築できる」という。

 縦置き、横置きどちらにも対応。スピーカー背面部のスタンド取り付け部は4箇所設けられているため、好みに合わせて設置角度も調節可能。

センター/サラウンドスピーカーとして使用できる別売スピーカー「D-35M」を追加する事で、5.1chシステムにも拡張できる

 サブウーファは16cm径ユニットを内蔵。豊かな低域再生を実現するという「サイドスリットダクト」も採用。

 内蔵アンプは30W×5ch(6Ω)に、サブウーファ用60W(3Ω)も内蔵する。デコーダもサブウーファに搭載しており、ドルビーTrueHDやDTS-HD Master AudioなどのHDサラウンドに対応。HDMI端子は入力3系統、出力1系統を装備する。

 グランド電位の安定化技術や、「VLSC」などの高音質化技術も投入。バーチャルサラウンド機能「Theater-Dimensional」も利用できる。メニューは、映像にオーバーレイ表示できるOSDを採用。

 主要メーカーのテレビと、HDMIを経由して連動できる「RI HD」機能も搭載。番組ジャンルに合わせてリスニングモードを自動切換できる「ジャンルコントロール」も搭載する。

 HDMI以外の音声入力として、光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ音声×2を装備。

 サブウーファの外形寸法は217×310×337mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.5kg。サテライトスピーカーは横置時で169×108×78mm(同)、重さは700g。リモコンやスピーカーケーブル、スタンド、光デジタルケーブルなどを同梱する。

(山崎健太郎)