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ユキム、約52万円のORACLE製CDプレーヤーとUSB DAC

オーストリア製ドライブ搭載。DACはPCM1792

上がCDプレーヤー「Paris CD250」、下がUSB DAC「Paris DAC250」

 ユキムは、カナダ・ORACLEのCDプレーヤー「Paris CD250」と、USB DAC「Paris DAC250」を発売する。発売日は6月中旬~末を予定。価格は各525,000円。カラーはイエロー。

Paris CD250

「Paris CD250」の背面

 単体のCDプレーヤーで、ドライブメカは、オーストリアStream Unlimited製。ORACLEカスタムのものを採用しているという。ウレタン・ダンパー・システムを導入し、微小な振動も排除している。

 DACは、TI・バーブラウン「PCM1792」。アナログ部は、ORACLEのノウハウを結集したという4つのフル・ディスクリート設計を採用。基盤はモジュール化されており、それぞれが完全に独立。相互干渉を完全に排除したとする。

 電源部は、2つの異なるトランスを使用。高効率なDC・フィルタリング・ネットワークも開発し、外部からの電気的なノイズを抑えている。

 同軸デジタル入出力を各1系統、RCAとXLRのアナログ出力を各1系統装備。単体のDACとして使う事もできる。外形寸法は430×380×103mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は7.2kg。

Paris DAC250

「Paris DAC250」の背面

 単体DACとして光、同軸デジタル入力を備えるほか、同社では初めてとなるUSB DAC機能も搭載している。USB DAC入力部にはXMOSを採用し、24bit/192kHzまでのデータに対応。Windowsと接続してハイレゾ音楽を再生するためには、専用ドライバのインストールが必要。

 USB入力はモジュール化され、アナログ部やDAC部と分離している。DACは、バーブラウンの「PCM1792」。CDプレーヤーと同様に、アナログ部も4つのフル・ディスクリート設計を採用している。

 電源部は、2つの異なるトランスを使用。高効率なDC・フィルタリング・ネットワークも開発し、外部からの電気的なノイズを抑えている。他にも、微細な振動を排除するウレタン・ダンパー・システムも導入した。

 入力端子は、光デジタル×1、同軸デジタル×2、USB×1。出力は、同軸デジタル×1、アナログRCA×1、アナログXLR×1。外形寸法は430×380×103mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.82kg。

(山崎健太郎)