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東芝、4KテレビにHDMI 4K出力可能なノートPC

写真や映像を高精細出力。無線TVチューナ付属PCも

dynabook Qosmio T953

 東芝は、ノートPCの2013年夏モデルを発表。そのラインナップとして、HDMI端子からの4K2K出力に対応し、4K対応テレビに高解像度の写真や映像を出力できるノートパソコン「dynabook Qosmio T953」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22万円前後。

 また、「T553/T3J」というモデルは、dynabookとして初めてワイヤレステレビチューナを同梱。PCからワイヤレスでテレビ視聴ができるほか、別体のチューナにUSB HDDを接続する事で、録画にも対応する。

4K2K出力対応「dynabook Qosmio T953」

 タッチパネル付きの15.6型、1,920×1,080ドットの液晶を採用したノートPCだが、HDMIの外部出力端子も装備。最大で3,840×2,160ドット/30Hzの4K2K出力を可能にしているのが特徴。同社のREGZAなど、4K対応テレビとの組み合わせを想定している。なお、4K接続にはハイスピードタイプのHDMIケーブルが別途必要。

 AV機能として、地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基搭載。2番組同時録画もでき、番組表などを備えた視聴ソフト「dynabook TV Center」も用意。BDXL対応のBDドライブも備えており、録画したデジタル放送をディスクに保存できる。

 CPUは第4世代インテルCore i7プロセッサを採用。動作周波数は未定。メモリは8GB、HDDは1TBで、NANDフラッシュメモリも組み合わせたハイブリッドドライブ。harman/kardonと提携したステレオスピーカーや、DTS Studio Sound機能も搭載する。OSはWindows 8 64bit。外形寸法は約377.7×244.3×30.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。

ワイヤレスチューナ付属「T553/T3J」

dynabook T553/T3J

 「dynabook T553/T3J」は、1,366×768ドットの15.6型液晶を搭載したモデル。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを内蔵した「ワイヤレスTVチューナ」ユニットを同梱しており、ユニットに無線LANを内蔵。無線LAN経由でノートPCとチューナが連携し、家の中の好きな場所でテレビが視聴できる。視聴には、専用ソフト「ワイヤレス TV Center」をWindowsストアからダウンロードし、利用する。

 なお、有線LANで接続した場合は、テレビチューナがアクセスポイントとなり、無線でネット接続が利用できる。

 別途、USB HDDをチューナに接続する事で録画も可能。iEPG/テレビ王国を使った予約録画もサポートする。

 ノートPCのスペックは、CPUがCeleron 847の1.1GHz。メモリは4GB。HDDは750GB。BDXL対応のBDドライブも搭載する。スピーカーはオンキヨー製。音の左右の広がり感、奥行き感を再現する「DTS Sound」も搭載する。

(山崎健太郎)