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オーテク、受話器のように通話できるBluetoothスピーカー「TELE-JUKE」

スピーカー本体を手に持って通話ができる

 オーディオテクニカは、スタンドから取り外して、電話の受話器のように耳に当てて通話する事もできるBluetoothスピーカー「AT-SP03BT」を9月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後。カラーはブラック(BK)とレッド(RD)、ホワイト(WH)の3色。愛称は「TELE-JUKE」。

 Bluetooth 2.1+EDRに準拠したスピーカー。コーデックはSBCに対応し、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応。SCMS-T方式にも対応し、スマホで受信したワンセグ音声の伝送・再生もできる。

 マイクを内蔵し、スマートフォンと連携してハンズフリー通話が可能。スピーカーを机などに設置したまま話す事もできるが、スピーカーと充電スタンドが分離するようになっており、スピーカー部分はコードレス電話の子機のような形で、耳に当てて通話する事も可能。スピーカーにはバッテリも内蔵している。

通常のBluetoothスピーカーとして使っているところ
充電スタンドと一体化したデザインを採用
このようにスピーカーとスタンドを分離できる
スピーカー側に操作ボタンを搭載
スタンドには、スマートフォン充電用のUSB端子も備えている

 スピーカーを机などに設置したままのハンズフリー通話が“使いにくい”、“落ち着かない”といった人でも、わかりやすく利用できるのが特徴。また、スマートフォンを自体を耳に当てて通話する必要が無く、通話中でもスマートフォンを見ながら操作ができる。これにより、例えばAT-SP03BTを耳に当てて友人と会話しながら、スマートフォンを操作して調べ物をして、友人との旅行計画を練るといった使い方もできる。

左からブラック(BK)、レッド(RD)、ホワイト(WH)

 スピーカーに曲送り・戻し、再生・停止、音量調整や通話用ボタンを装備。充電スタンドには、付属のACアダプタを接続。スタンドとスピーカー本体の間は、「らくらく無接点充電」となっている。マルチペアリングに対応し、8台までの機器を登録可能。

 スタンドの背面には、ACアダプタ接続端子と、スマートフォンなどへの電源供給用USB端子を装備。スピーカーで音楽を聴いたり、通話をしながら、スマートフォンを充電する事ができる。

 スピーカーユニットは34mm径、最大出力は1.2W×2ch。再生周波数帯域は170Hz~15kHz。連続通信や音楽再生は7時間以上。連続待受は最大約100時間。スピーカー単体の外形寸法と重量は180×50×40mm(縦×横×厚さ)で、約220g。スタンドに乗せた状態では、180×76×78mm(同)となる。スタンド単体の重量は約150g。

(山崎健太郎)