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10月の電子機器出荷金額は2カ月連続で前年比プラスに

JEITA発表。音声関連機器は11カ月連続マイナス

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 電子情報技術産業協会(JEITA)は20日、2013年10月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比103.1%の1,173億円で、2カ月連続でプラスとなった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比98.4%の533億円で2カ月ぶりのマイナス。音声関連機器は同68.6%の112億円で11カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同122.1%の528億円で、3カ月連続のプラスとなった。

 10月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比97.0%の37万9,000台。このうちインターネット動画対応は18万4,000台(同99.6%)、3D対応は6万9,000台(同88.5%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は18.1%だった。サイズ別では、29型以下が同77.7%の9万7,000台、30~36型が同91.5%の13万台、37型以上が122.5%の15万2,000台で、構成比は順に25.6%、34.2%、40.2%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比102.6%の25万9,000台。内訳は、BDレコーダが同104.3%の21万6,000台、BDプレーヤーが同94.7%の4万3,000台。DVDビデオは同79.1%の7万3,000台。

 ビデオカメラは前年同月比78.5%の10万台。ICレコーダが14万台(同95.9%)。ラジオ受信機は同95.9%の13万2,000台。ステレオセットは同68.9%の3万1,000台。スピーカーシステムは同155.8%の5万3,000台で、4カ月連続でプラスとなった。

 カーナビは前年同月比122.6%の48万7,000台で、3カ月連続でプラスとなった。

(一條徹)