ニュース

パイオニアとクラリオンのカーナビが、ネットラジオアプリ「FaRao」に対応

スマホの「FaRao」

 フェイスは、同社が展開するインターネットラジオ型定額音楽配信サービス「FaRao(ファラオ)」において、クラリオン/パイオニアのカーナビとの連携を開始したと発表した。両社カーナビの対応機種で、FaRaoが利用可能になる。

 利用できるカーナビは、クラリオン製カーナビの自動車向けクラウドサービス「Smart Access」対応機種と、パイオニア「サイバーナビ」と「アプリユニット」のスマートフォンアプリ連携機能「Linkwithモード」対応機種。ナビとスマホを接続し、ナビ画面のタッチ操作でFaRaoを聴くことができる。

パイオニア「Linkwith」対応ナビとの連携イメージ
クラリオン「Smart Access」対応ナビとの連携イメージ

 FaRaoは、レコメンド機能を備えたインターネットラジオ型定額音楽配信サービスで、iPhone/Androidスマートフォン向けに展開。リスナーが「Good」、「Bad」 のシンプルな操作を繰り返すだけで、好みに合ったアーティストや楽曲に出会えることが特徴。最新ヒット曲を含む100万曲の中から、有名人やキュレーターが選曲する独自のオムニバスアルバムも提供している。

 '13年夏よりFaRaoはテレビ連携を開始しており、今回のカーナビ連携は、それに続くマルチデバイス展開の一環としている。今回のカーナビ連携に合わせて、有名人やキュレーターが選曲した「桜・春ソング」、「80年代ヒッツ」などのドライビング用オムニバスアルバムのチャンネルを開設。今後も、ユーザー参加型のオムニバスアルバム投稿や、人気投票などを予定している。

 FaRaoをパイオニアの「サイバーナビ」や「アプリユニット」で利用するには、スマートフォンで専用の「Linkwith」ランチャーアプリをダウンロード。Bluetoothと別売の接続ケーブルセットを使って、スマホをカーナビに接続して連携できる。

 クラリオンのカーナビでは、クラリオン提供のスマホアプリ「Smart Access」をダウンロードし、別売ケーブルでカーナビと接続。Smart Accessのメニューから「FaRao」を選ぶと利用できる。

(中林暁)