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ドコモ、「dビデオ」を15日からHD対応に。約150タイトル。HEVC対応も

dビデオのHD画質配信を開始

 NTTドコモは、動画配信サービス「dビデオ」の画質を、5月15日から従来のSD(480p)から、順次HD(720p)へ高画質化すると発表した。利用料金は月額500円で変更は無い。

 配信中の約2万タイトルのうち、ドラマやアニメ、音楽からBeeTVの作品まで、約100~150タイトルを720pのHD画質で提供。そのほかの作品も、人気のものから順にHD化を進める予定。スマホで受信、テレビなどにMiracastやMHLで出力して視聴することもできる。HD画質で再生/MHL出力ができるスマートフォン/タブレットのほか、PCでもHDコンテンツを視聴可能。なお、スティック型端末の「dstick」はHDの対象外。

dビデオをHDで受信してテレビにMHL出力しているところ

 なお、HD画質の場合はファイルサイズが増大するため、無線LAN接続時のみストリーミング/ダウンロードが可能となる。

 また、15日より、dアニメストア(月額400円)の映像フォーマットに、より圧縮率の高いHEVC/H.265を採用することも発表。ダウンロード時間とパケットが従来の約半分になり、dビデオも今後順次HEVC/H.265に対応予定としている。

(中林暁)