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サエク、PC-Triple C導体で19,000円からのRCAケーブル

 サエクコマースは、PC-Triple C導体を採用したRCAケーブル「SL-1980」を10月1日に発売する。価格は0.7mが19,000円、1.2mが21,000円、1.8mが23,000円。それ以外の長さも特注対応可能で、2mは24,000円。以降2,500円/mとなる。

SL-1980
SL-1980のプラグ部

 PC-Triple Cは、不純物の少ない高純度のOFC(無酸素銅)を、連続鍛造伸延技術により信号の伝送を妨げる結晶粒子を極力減らし、結晶と結晶粒界を長手方向に連続化させて優れた導通性能を実現したもの。

 SL-1980は、PC-Triple C素材を導体に使用しながら、コストパフォーマンスを追求したというモデル。2芯ツイスト構造に、介在として綿糸を使用。「ノイズが少なくなり、楽器やボーカルなど1つ1つの音がはっきり聴こえるとともに、重心が下がり、音の広がりが大きくなって、ホールの広さや天井の高さを感じられる」という。ポリエチレンの絶縁体と編組シールドを採用し、外皮にはPVCを用いている。導体断面積は0.75mm2(Sq)で、ケーブル外径は8mm。

(一條徹)