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DTCP+対応「RECBOX」がSTB「Smart TV Box」に対応、録画番組の宅外視聴も可能に

 アイ・オー・データ機器は29日、DTCP+対応のNAS「RECBOX +REMOTE」の対応機種にKDDIのCATV用STB「Smart TV Box」を追加。Smart TV BoxからRECBOXに録画した番組を、宅外からスマートフォンやパソコンを使って視聴できるようにした。

RECBOX HVL-ATAシリーズ
Smart TV Box

 対応するRECBOXは、HDD容量2/3/4TBモデルを揃える「HVL-ATAシリーズ」と、1TBモデルの「HVL-AT1.0S」。Smart TV BoxとRECBOXをLANケーブルで接続して番組を録画できるほか、録画した番組をLAN内のテレビやスマートフォンに配信したり、対応アプリをインストールしたスマホやパソコンからインターネット経由で宅外視聴できる。通信速度に合わせて映像サイズを自動変換するトランスコーダ「Smartplaying Engine」により、3G/LTE回線からの宅外視聴でもスムーズな映像が楽しめるという。

 DTCP+の対応クライアントは、iOSアプリ「DiXiM Digital TV for iOS」の「宅外視聴プレミアム」アドオンを追加したiPhoneやiPadと、Androidの一部機種。また、パソコン用のリモート視聴ソフト「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」をRECBOXに同梱している。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1。

 Smart TV Boxは、OSにAndroid 4.0を搭載したSTB。地上/BSデジタルのトリプルチューナを搭載し、地上/BSデジタル放送やCATVのほか、auの動画配信サービス「ビデオパス」、YouTubeなどを視聴できる。HDDは内蔵しておらず、録画には別売のUSB HDDやRECBOXを使用する。

(一條徹)