OPPOのBDプレーヤーがスマホからのコントロールに対応

　OPPO Digital Japanは、Blu-ray Discプレーヤー「BDP-105DJP」など8モデルのファームウェアアップデートとともに、リモコンアプリ「OPPP Media Control」を提供開始した。これにより、スマートフォンやタブレットからOPPOのBDプレーヤー操作が可能になる。

BDP-103JP

OPPO Media Control

　OPPO Media Controlは、Android 4.0以上とiOS 7.0以上に対応。OPPO BDプレーヤーのリモコン操作のほか、DLNAのDMC(コントローラ)として動作し、プレーヤーに接続したUSBデバイスやデータディスク、DLNAサーバーに収録したメディアファイルをOPPO BDプレーヤーで再生できる。

　ディスプレイ出力無しで操作できるため、「オーディオプレーヤーとして利用する方に必須の機能」としている。電源のON/OFFにも対応する。

　アプリの提供開始にあわせて、BDプレーヤー本体のファームウェアアップデートの対象となるBDプレーヤーは、BDP-105DJP、BDP-105JP、BDP-103DJP、BDP-105、BDP-103D、BDP-103。

　アップデートにより、OPPO Media Controlからの操作に対応。その他の更新内容は以下のとおり。

• 解像度設定でソースダイレクトを選択し、カラースペース設定でRGB Video Levelを選択した場合に，実際にはRGB PC Levelが適用されている，というBDP-103D/105DのHDMI1出力に対するカラースペース選択の問題を解決
• HDMI１の画質パラメーターを変更しても，コントラストの調整値が自動的に0に戻るという画質調整の問題を解決
• DVD24P変換をONにした状態で，DVD再生中に早戻し(REV)ボタンを押すと，プレーヤーがフリーズするという市販DVDディスクの再生問題を解決
• A/V Syncを90msまたはそれ以上に設定している場合に，どちらのHDMI出力からも音声信号が出ない場合がある、という2L社製Blu-ray音楽ディスクにまつわるHDMI音声出力の問題を解決
• RS232Cシリアルコントロールのプロトコルを改定。具体的には，「Film Fresh」サービス対応の中止に伴い，コマンド「#APP FFR」を削除し，「Berlin Philharmoniker」サービスへのアクセスを可能にするコマンド「#APP BER」を追加。これに加え，コマンド「#SZM」がアスペクト比を変更できないという症状を解決
• 「Pandora」サービスに「Pandora Premiers」のサポートを追加(JPモデルではPandora利用不可)
• ギャップレス再生機能を改善し，96kHz/24bitのWAVファイルでギャップレスモードが有効にならない場合があるという症状を解決
• CUEファイル，特に複数のWAVファイルに紐づけられるCUEファイル機能を改善
• ディスク再生の全般的な互換性が向上。また，外部字幕を使用する場合により多くの言語に対応するため、対応する文字コードを拡張