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サエク、PC-Triple C導体のバランス伝送用フォノケーブル。1.3mで58,000円

 サエクコマースは、PC-Triple C導体を採用したフォノバランスケーブル「SCX-5000」を3月20日に発売する。価格は、1.3mで58,000円。ケーブル延長は0.1mごとに1,800円加算となる。

SCX-5000

 FCMが供給するPC-Triple C導体を使用した、5ピンDIN-XLR端子のバランス伝送用フォノケーブル。PC-Triple C導体は、低歪み率/高い伝導率の安定した電気的特性を持つことが特徴。不純物の少ない高純度のOFC(無酸素銅)を使用し、独自の連続鍛造伸延技術により、優れた導通性能を実現するとしている。

 導体は、断面積0.48sq(mm2)×5芯のツイストペア構造。絶縁体には比誘電率の低いフッ素(FEP)樹脂を採用し、静電容量の変化や伝送ロスを抑制している。L/R別の編組シールドや全体の銅箔シールドなど、計3重のシールドを施しノイズも抑制。制振材入りの耐燃性ポリエチレン製シースや絹糸の介在により、振動対策も施している。プラグはノイトリック製の金メッキXLRプラグ。ケーブル外径は11mm。

 このほか、PC-Triple C導体を使用したシェルリード線「SR-500」(10,000円)や、アース線「SE-300」(0.7m 6,000円、1.2m 6,500円)も、同じく3月20日に発売する。

シェルリード線「SR-500」
アース線「SE-300」

(一條徹)