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DXアンテナ、1台で33dB/43dB型両対応のTV用デュアルブースター

 DXアンテナは、スイッチで入力レベルを3段階で切り替えられる、テレビ受信用の「デュアルブースター」を8月1日より発売する。価格は、UHF/BS/CS用「GCU433D1」が32,000円、UHF用「BD433D1」が13,000円。同価格でパック梱包したモデルもラインナップされる。また、デュアルブースターではないBS/CS対応の「GC30」も用意。価格は25,800円。

UHF/BS/CS用「GCU433D1」
増幅部のスイッチで中電界用と中・弱電界用を切り替えできる

 「GCU433D1」と「BD433D1」は業界初という、中電界用(33dB形)/中・弱電界用(43dB形)をスイッチ切り替えできるテレビ受信ブースター。従来の家庭用ブースターは中電界用と中・弱電界用の2製品を用意し、設置場所で測定したアンテナ受信レベルに応じてどちらかを選ぶ必要があった。GCU433D1とBD433D1は利得を3段階(28dB/33dB/43dB)で調整でき、1台でさまざまな受信環境に対応できる。なお、「GC30」はデュアルブースター非対応。GCU433D1とBD433D1のUHF出力は105dBμV(9波時)。GCU433D1とGC30のBS/CS出力は102dBμV(36波時)。

パック梱包の「GCU433D1(B)」

 ブースターは増幅部と電源部に分かれているタイプ。増幅部のケース内に出力モニター端子を備え、防水キャップを外さず容易に出力レベル測定が行なえる。増幅部は取付金具で水平マストにも設置可能。容積は従来品比で約20%削減している。外形寸法/重量は3機種とも共通で、90×47×84mm(幅×奥行き×高さ)/0.22kg。

 電源部「PSH20」は、増幅部と電源部間の同軸ケーブルの加工・接続状態を電源部LEDで知らせる機能を備え、断線/未接続/過電流/ショートなどの機器異常をひと目で判別可能。交流電源使用時の消費電力は、GCU433D1が9.4W、BD433D1が3.9W、GC30は8.2W。 電源部の外形寸法/重量は70×35×97mm(同/0.2kg。

(庄司亮一)