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GRADO、ニューヨークのメープル材を使ったヘッドフォン「GH1」。限定22台

 ナイコムは、GRADOの新ヘッドフォン「GH1」を9月1日に発売する。価格は84,500円。数量限定製品で、日本国内での販売数は22台。フジヤエービックとe☆イヤホン限定での販売となる。

GRADOの新ヘッドフォン「GH1」
ブルックリン地区・サンセットパークで育った木々が使われている

 GRADOは、60年以上に渡ってニューヨークのブルックリン地区で手作業による製品の組立を行なっている。会社近くの公園にはメープルがあるが、昨今この木々が様々な理由によって伐採される事になり、そのメープルから作られたのが「GH1」だという。Grado Heritageシリーズ最初機種と位置づけられている。

 GRADOでは音質について、「メープル材をヘッドフォンに使用するのは初めての経験でしたが、その音質は誇るべきものへと仕上がっています。ダイナミックなパフォーマンス、低音域は厳然と存在し、中音域は忠実、そして高音域は無垢」だという。

 ハウジングはオープンエア。ダイナミック型ユニットは40mm径。周波数特性は13Hz~29kHz。インピーダンスは32Ω。感度99.8dB。ボイスコイルやケーブルにはUHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線を使っている。ケーブルの長さは約2.1m。

 ケーブルを省いた重量は約190g。総重量は約280g。入力端子はステレオミニ。

(山崎健太郎)