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4K対応TVの8月出荷は前年比301.3%。電子機器出荷額は2カ月連続プラス
(2015/9/24 12:15)
電子情報技術産業協会(JEITA)は17日、2015年8月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。8月の電子機器の出荷金額は前年同月比108.7%の898億円で、2カ月連続のプラスだった。内訳は、映像機器が同114.3%の482億円、音声機器が同122.9%の61億円で、共に2カ月連続のプラス。カーAVC機器は同100.03%の355億円で16カ月ぶりのプラスに転じた。
8月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比108%の33万台。このうち、4K対応テレビは前年比301.3%の4万9,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は14.9%。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比142.2%の10万9,000台で、テレビ全体における割合は32.9%。
サイズ別では、29型以下が同125.5%の9万7,000台、30~36型が同104.2%の10万台、37~49型が同93.3%の8万5,000台、50型以上は同116.3%の4万9,000台。構成比は順に29.3%、30.2%、25.6%、14.9%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比95.2%の18万7,000台。内訳は、BDレコーダが同98.7%の14万7,000台、BDプレーヤーが同84.5%の4万台。DVDビデオは同76.5%の4万6,000台。ビデオカメラは同90.9%の9万台だった。
ラジオ受信機は前年同月比82%の9万1,000台で、6カ月連続マイナス。ICレコーダは6万6,000台(同95%)で3カ月ぶりのマイナス。ステレオセットは2万4,000台(同117.6%)で、3カ月連続プラスとなった。スピーカーシステムは1万9,000台(同77%)で、14カ月連続マイナス。ポータブルオーディオは同102.8%の7万7,000台。
カーナビは前年同月比103.6%の34万台で、16カ月ぶりのプラスとなった。