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11月の4K TV出荷台数は前年比224%で、TV全体の17%に

 電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2015年11月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。11月の電子機器の出荷金額は前年同月比100.7%の1,143億円で、2カ月連続プラスとなった。内訳は、映像機器が同99.9%の619億円、音声機器が同70.8%の61億円で、ともに2カ月ぶりのマイナスに転じた。カーAVC機器は同107.7%の463億円で、2カ月連続プラス。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 11月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比91.5%の48万5,000台。このうち、4K対応テレビは前年比224%の8万2,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は17%。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比134.5%の17万7,000台で、テレビ全体における割合は36.6%。

 サイズ別では、29型以下が同91.2%の12万8,000台、30~36型が同81%の15万台、37~49型が同101.3%の13万7,000台、50型以上が同101.3%の7万台。構成比は順に26.3%、30.9%、28.2%、14.5%。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比91.9%の27万台。内訳は、BDレコーダが同87.3%の21万2,000台、BDプレーヤーが同113.2%の5万8,000台。DVDビデオは同85.5%の5万台。ビデオカメラは同86.1%の6万1,000台だった。

 ラジオ受信機は前年同月比93.1%の11万1,000台で、9カ月連続マイナス。ICレコーダは11万4,000台(同135.5%)で、4カ月ぶりのプラスに転じた。ステレオセットは3万4,000台(同108%)で、3カ月ぶりのプラス。スピーカーシステムは2万台(同87.8%)で、17カ月連続マイナス。ポータブルオーディオは同77.9%の8万1,000台。

 カーナビは前年同月比104.7%の43万5,000台で、4カ月連続のプラスとなった。

(庄司亮一)