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'15年の4K対応テレビ出荷額は全体の35.9%で「テレビ市場をけん引」。JEITA発表
(2016/1/25 15:04)
電子情報技術産業協会(JEITA)は、2015年(1月~12月)における国内向け薄型テレビの出荷統計を発表。4K対応テレビが大幅に伸長し、金額構成比が'14年の18.9%から、'15年は35.9%まで増加した。
2015年の国内薄型テレビ出荷数量は、前年比93.3%の512万2,000台で、出荷金額は、4,104億円(同99.5%)。台数はマイナス、金額はほぼ横ばいだったが、4Kテレビ(4K解像度/4K放送対応)と4K対応テレビ(4K解像度)が大幅に伸長し、2011年からの出荷台数の累計は94万台となった。2015年の薄型テレビ全体に占める4Kの台数構成比は12.3%だが、金額構成比は35.9%となり、2014年の18.9%から大きく伸長。「テレビ市場をけん引する存在となった」としている。さらに、直近の11月、12月では45%前後まで伸びている。
放送/通信連携のハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応テレビは、2013年からの出荷台数の累計が340万台を突破。薄型テレビ全体に占める金額構成比は、'14年は45.1%だったが、'15年は57%で半数を超えた。