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パナソニックのクラウド連携写真/動画サーバーが発売未定に

 パナソニックは、スマートフォンやデジタルカメラの写真/動画データの家庭内シェアやクラウドストレージサービス保存対応の「パーソナルメモリーマネージャー(BN-SDPAP3)」の発売を延期する。当初2月17日に発売予定としていたが、発売未定となる。また、プライベートビエラとの連携を省くなどの仕様変更も行なわれる。

パーソナルメモリーマネージャー BN-SDPAP3

 BN-SDPAP3は、32GBの内蔵メモリと、拡張用SDカードスロットを装備し、スマホやカメラで撮影したデータをメモリに保存できるサーバー。IEEE 802.11b/g/n、2.4GHzの無線LAN機能も備えており、ワイヤレスでデータを保存する事も可能。SDカードからBN-SDPAP3に転送した画像も、スマホの専用アプリから閲覧でき、その際にXGAに縮小された画像をスマホに保存する事もできる。さらに保存データを、クラウドのOneDrive、Dropbox、Googleドライブに自動でアップロードする機能も搭載。ファイルの取り込み対象は、静止画がJPEG、動画がMP4/MOV。また、お部屋ジャンプリンク対応のDIGAやVIERAとの連携にも対応する。

 今回の発売延期の要因は、「連携機器との動作検証において、アプリケーションソフトの修正が必要となったため」と説明。また延期に合わせて、プライベートビエラでのお部屋ジャンプリンク対応を削除したほか、VIERAからのクラウドストレージへの共有なども省略されている。

機器連携利用イメージ(2月修正版)。1月発表時にはプライベートビエラ連携も予定していた

(臼田勤哉)