トピック
回るアートワークに一目惚れ!MDサイズのミニDAP「Snowsky DISC」が楽しすぎた
- 提供:
- エミライ
2026年6月5日 08:00
ある日、SNSをぼんやり眺めていたときのこと。タイムラインにふと流れてきた、あるポストに目が止まりました。
「これは可愛いぞ」というコメントと一緒に投稿されていたのは、正方形の小さなガジェットの写真。レトロな雰囲気で、なんだかCDプレーヤーのようなデザイン。でも、よく見るとサイズはもっと小さそうです。これは一体なんだろう?
それが、FIIOの新しいデジタルオーディオプレーヤー「Snowsky DISC」との最初の出会いでした。
気になって調べてみると、特徴的な中央の丸い部分はディスプレイ。しかも音楽再生時には、アルバムのアートワークがゆっくり回りながら表示されるのだとか! ワクワクするギミックに、すっかり心奪われてしまいました。しかも、お値段も実売17,930円前後と手に取りやすいではないですか。
そんな出会いから程なくし、編集部から「FIIOの新しいプレーヤー、かわいいのがあるんですが試しませんか?」と連絡が。これはもう運命だ!ということで、今回一足先に製品を体験させてもらいました。
手のひらに収まる、既視感あるサイズ。そうだ、“MD” だ!
「DISC」は、FIIOのサブブランド「Snowskyシリーズ」から登場した、新たなエントリークラスDAP。エントリーと言っても、ハイレゾ音源の再生もできる本格派です。
Snowskyシリーズといえば、以前にレビューしたカセット風デザインの音楽プレーヤー「ECHO MINI」もあります。どちらも技術は最新ながら、デザインはレトロでポップ。この “持ち歩きたくなる可愛さ” が、他にない魅力のひとつになっています。
実際に手に取ってみて、まず驚いたのはサイズ感。私は手が小さい方ですが、本体はすっぽりと手のひらに収まります。小さなカバンやポケットにも入るミニっぷりは、どこか既視感が……。
なんだろうと記憶を辿っていて、気づきました。そうだ、MDだ! 実際並べてみると、ほぼほぼ同じサイズ感でした。
このプレーヤーの象徴とも言えるのが、中央の丸いディスプレイ(これまたMDみを感じます)。1.8インチの画面サイズで、音楽再生中はここにアルバムのアートワークが表示され、くるくると回転して、CDやレコードを回しているような体験ができます。
ちょっとした遊び心ですが、つい見ていたくなる新鮮なギミック。おかげでDISCは、ただの音楽プレーヤーじゃなく、“持っていて楽しい” 一台になっています。
直感的に使えるタッチ&ボタン操作。オーディオ初心者でも使いやすいよ
DISCの操作方法は、ディスプレイのタッチ操作とボタン操作の2種類あります。
まず、物理ボタン。本体上部に電源ボタン、右側に音量上下と再生/一時停止ボタンが配置されていて、基本操作はボタンだけで済みます。それぞれのボタンは、右利きなら親指で操作しやすいですし、左利きの場合、人差し指や中指で無理なく操作できそうです。
次に、ディスプレイのタッチ操作。大きめに表示されるメニュー画面も分かりやすくていいですね。スワイプも可能で、設定や曲の操作などは、ほぼスマホと同じような感覚で直感的に使えます。
この「直感的に使える」っていうのが、すごく大事。オーディオの玄人なら別ですが、初めてプレーヤーを手に取る人にとっては、操作が複雑だと、それだけで使うのが面倒になってしまいます。その点、DISCはとても分かりやすく、自然と生活の中に馴染んでくれます。
カラーバリエーションはブルー、ブラック、ピンクの3色。特にブルーはレトロな雰囲気が強く、あの頃のポータブルプレーヤーを思わせる色味が魅力です。
ブラックは、どんなスタイルにも合わせやすい定番カラー。ガジェットをブラックで揃えている人、どちらかというとカッコいい方が好きな人には、ブラックがいいかもしれません。
今回私が試したのはピンク。淡い色味で、桜色に近いトーンです。かわいさの中に上品な雰囲気も感じられるカラーで、個人的には結構お気に入りです。
可愛いだけじゃない、中身は本格派なんです
性能よりも、コンパクトでデザイン重視。一見すると、そんなアイテムにも思えますが、DISCは中身もちゃんとしていて、性能 “も” 重視した一台です。
DACチップにはCirrus Logic製「CS43131」をデュアル搭載し、独自開発のLinuxベース・ピュアオーディオシステムを採用。3.5mmシングル / 4.4mmバランスの有線接続と、Bluetoothによるワイヤレス接続の両方に対応しています。
さらに、USB DAC機能やAirPlayによるストリーミング再生も可能で、イコライザーや各種オーディオ設定も充実。音楽プレーヤーとして十分以上のスペックを備えているので、音にこだわりたくなった時にも、DISCがあれば色々と遊べます。
実際の音はどうなの? ということで、まずは有線イヤフォンを繋いで聴いてみました。
一聴して感じたのは、音のクリアさ。さらに聴き進めていくと、低音もしっかり鳴っていて、音楽が楽しく聴ける豊かなサウンドだなと感じます。
特に、ボーカルがくっきり明瞭で、近くに感じられるのが印象的。女性ボーカルの楽曲では、抜けのいい伸びやかな声を気持ちよく楽しめます。
たとえば、「TWICE/THIS IS FOR」。冒頭でメンバーが「ふふふ」と笑う声があるのですが、すっごくリアルで! 口元が開く気配まで伝わってきて、ドキッとしちゃいます。
ハイレゾ音源も、楽曲の細部まで、情報量を逃すことなく描写。「Aespa/Dark Arts」(96kHz/24bit)では、電子音の細やかなニュアンスや空間の広がりなど、繊細な表現もしっかり感じられて、楽曲の世界観にぐっと引き込まれます。
あいみょんや藤井風の歌う、少しゆったりとした楽曲では、声が伸びていく様子がとてもキレイに再現されます。歌声に包み込まれるような感覚があり、改めて「これ、ちゃんと音楽プレーヤーなんだな」と実感しました。
DISCはイコライザーが豊富なのも魅力です。例えば、XGの「GALA」を聴いていたとき、少し音に鋭さを感じる場面があったので、いくつか用意されたモードの中から「刺さり低減1」を選んでみます。
すると、鋭く感じていた高域や、ボーカルのエッジの効いた部分が丸みを帯びて、ぐっと聴きやすくなりました。それでいて、楽曲全体のバランスが変に崩れるようなことはなく、違和感のない自然な調整幅で、とても使いやすかったです。
イコライザーの設定は、オーディオメニューからはもちろん、再生中のメニューからもアクセスできます。ちょっと気になるとか、少し味変してみたいって時にサクッと切り替えられるので便利。ぜひ活用してみて欲しいです。
最後に、3,000円台のお手頃イヤフォンでもう一度、同じ楽曲たちを聴いてみました。もちろんイヤフォン自体の特性もあるし、再現力の違いは当たり前にあるけれど、クリアで楽しいサウンドは健在です。
価格を問わず、どんなイヤフォンでも音楽を楽しく聴けるのは、DISCのプレーヤーとしての力があるからこそだと思います。
DISCと合わせたい、平成レトロなBluetoothヘッドフォン
レトロな雰囲気を持つDISCには、有線イヤフォンやヘッドフォンがよく似合います。けれど、やっぱり日常使いで便利なのはワイヤレスですよね。
そこで合わせたいのが、同じくFIIOから新登場したBluetoothヘッドフォン「EH11」です。
EH11はオンイヤータイプのヘッドフォン。DISCと同じく、どこか懐かしいレトロな印象のデザインが大きな魅力で、利便性とファッション性、両方を叶えてくれます。特に、本体のパーツがスケルトン仕様になっているのが、なんとも平成みがあってかわいい!
カラーバリエーションはTransparentとBlack、そしてWhite、Burgundy、Cyanの5色。Transparentは名前の通り、スケルトン部分に色付けがなく、透明デザインを強調したタイプ。イヤーパッドのスポンジにオレンジ色が採用されるなど、よりレトロさを感じる仕上がりです
今回試したブラックは、スケルトン部分がダークな色味になることで、一気に落ち着いた印象に。どんなファッションの時でも比較的使いやすく、Transparentだとちょっと派手に感じる人には、ブラックがおすすめです。
EH11はハウジング部分にも注目。フェイスプレートがウッド調のデザインになっており、独特の存在感を放っています。実はここ、回転式になっていて、右側は音量上下、左側は曲送り/戻しができるんです。回すときの「カチカチっ」っていう音と感触も心地よく、つい何度も操作したくなっちゃいます。
ハウジング部分にある電源 / Bluetoothボタンは、かなり小さめ。個人的には困らなかったけれど、本当に小さいボタンなので、例えば手の大きな人にとっては、押しにくく感じるかもしれません。
軽やかな装着感。サウンドは中低音の充実っぷりが◎
EH11は重さ約92gと超軽量設計。実際着けてみると、とても軽くて、ふわっと乗せるような着け心地です。
側圧もほとんど感じず、かといって、すぐにポロンと落ちてしまいそうな弱々しさでもないのが、ちょうどいいバランス。長時間着けっぱなしでも疲れにくく、快適に使えました。
早速、DISCと組み合わせて聴いてみます。40mmダイナミックドライバーを搭載したEH11のサウンドは、中音〜低音が予想以上にしっかり! 伸びやかで、音楽の勢いも感じられる音質は、DISCとの相性もバッチリです。
「Mrs. GREEN APPLE/ライラック」では、冒頭のギターが気持ちよく鳴り、ボーカルもしっかり前に出てきます。ポップスとの相性はかなり良さそう! 電子音系はキラキラさもありつつ、暖かみのある感触で耳に届くので、長時間でも聴きやすい印象です。
EH11はLDAC接続にも対応しており、ハイレゾ級のワイヤレス再生も楽しめます。今回、DISC側でLDACを選んで再生するとき、3種類あるうち「音質優先」を選択しました。
有線イヤフォンの時と比べると、低音が少し強めになる感じ。おかげで自然と体を揺らしてしまうような、楽しくノリのいい音に感じられました。
米津玄師の「IRIS OUT」や「KICK BACK」では、低いラインで刻まれるリズムが、迫力がありつつもボワつかず、タイトで明瞭なカッコいい低音を楽しめます。
なお、ノイズキャンセリングなどの機能はなく、かなりシンプルな設計です。一台でなんでもカバーするタイプではありませんが、音楽を楽しみたい時にサッと気軽に使えるヘッドフォンだと思います。
Snowsky DISC × EH11は最強タッグ。持つことで楽しさ
最近、オーディオやガジェットに対してよく思うんです。「これが欲しい」と思う瞬間は、音質や機能だけじゃないんだよな、と。
手に取って気分が上がるデザインだったり、よく考えられた使い勝手だったり。その一つに、 “体験としての楽しさ” もあると思います。
DISCもEH11も、中身には最新技術が詰まっています。でも、ただそれだけじゃない。目を惹くデザインとちょっとしたギミックで、あえて音楽プレーヤーを使って、あえて新しいヘッドフォンで聴く楽しさを実感させてくれる。そこに、一番大きな魅力を感じました。
レトロで可愛く、本格サウンドも気軽に楽しめるこの “最強タッグ” で、毎日の音楽体験を少し新しくしてみませんか?





















