株式会社ケンウッドは、「Digital Avino」シリーズの新製品として、DVD、MD一体型のミニコンポ「VC-7DVD」および「VC-5DVD」と、アクティブサブウーファ「SW-V7」を9月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、「VC-7DVD」が9万円前後、「VC-5DVD」が65,000円前後、「SW-V7」が18,000円前後の見込み。 VC-7DVDとVC-5DVDは、DVD/CDプレーヤーとMDレコーダで構成された、ミニコンポスタイルのDVDシステム。DVD部はプログレッシブ出力に対応するほか、映像用に54MHz/10bit、音声用として192kHz/24bitのD/Aコンバータを搭載。CD部はCD-R/RWに記録したMP3とWMAの再生にも対応する。 ワンタッチでCDからMDへの4倍速録音が可能で、MDLPグループモードにも対応。また、サブウーファ用のプリアウト端子も装備する。 ■ VC-7DVD
新開発のサラウンド技術「V.F.S バーチャル・フロント・サラウンド」を搭載。通常の2chスピーカーの上部に、50mmのフルレンジドライバを使用したサラウンドスピーカー2chを追加。計4chでリアルな音場を再現するという。なお、サラウンドスピーカーは、向きを変えることはできるが、取り外すことはできない。 また、鑑賞するソフトのジャンルに応じて「Cinemaモード1/2」、「Liveモード」の3つのサラウンドモードを選択できる。 MD部はNet MDに対応。USB端子を装備し、CDDBに対応した付属ソフト「Mulia(ミューリア)」の使用でPCとの連携が可能になる。「Mulia」の対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。また、PCと接続した状態で、USBオーディオ機器としても使用できる。なお、MDの漢字、ひらがなタイトル表示にも対応する。 映像出力は、D2端子、S映像、コンポジットを各1系統備える。音声入力は、アナログ、光デジタルを各1系統。音声出力は、アナログ、光デジタル、サブウーファ用のプリアウトを各1系統装備する。 本体の最大外形寸法は、270×361×110mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.4kg(本体のみ)。スピーカー部は2ウェイで、ユニットの口径はウーファが12cm、ツイータが2.5cm。スピーカーの最大外形寸法は、150×234×324mm(同)。重量は約3.5kg(1本)。 ■ VC-5DVD
VC-7DVDから、サラウンドスピーカーやバーチャルサラウンド機能を省いたモデル。MD部も、Net MD非対応となる。 映像入出力、音声入出力は、VC-7DVDと同じ。本体の最大外形寸法も同じだが、重量は約6.2kg(本体のみ)と200g軽い。
スピーカー部はサラウンドスピーカーが省略され、口径12cmのウーファ、2.5cmツイータの2ウェイのみとなる。スピーカーの最大外形寸法は、150×234×240mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.1kg(1本)。 ■ SW-V7
フロントパネルにアルミ押し出し材を使用したアクティブサブウーファ。バスレフダクトにフレア形状を施し、風切り音を低減させたという。 ウーファユニットは16cmのコーン型。最大出力は50Wで、クロスオーバー周波数は50Hz~200Hz。最大外形寸法は、174×326×320mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約8.1kg。スピーカーケーブル用の入力端子も備えている。
□ケンウッドのホームページ (2002年9月3日) [yamaza-k@impress.co.jp] |
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