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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、「モバイル放送(モバHO!)」の専用受信端末「MTV-S10」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は6万円弱の見込み。カラーリングはパールホワイトとチタングレー(T)の2色を用意する。 10月20日から本放送が開始される「モバHO!」の受信に対応した携帯端末。映像7チャンネル、音声30チャンネル、データ情報サービス約60タイトルの衛星放送が、室内だけでなく、野外や車・電車などでの移動中でも受信できる。受信範囲は日本全域。
最大外形寸法は99.8×113.5×35.5mm(幅×奥行き×高さ)、充電池を含む重量は約320g。SDメモリーカードスロットを装備しており、放送の録画が可能。512MBのカードに約2時間20分の映像放送を録画できるほか、音楽・音声のみのチャンネルは最大約20時間録音できる。なお、録画ファイルは録画した端末でのみ再生できる。 また、11月上旬に発売される、MPEG-4録画機能を備えた同社の液晶テレビ「37LZ150/32LZ150」で、SDカードに記録した地上アナログ放送の再生が可能。なお、SDビデオフォーマットのMPEG-4ファイルであればPCで作成したファイルの再生も可能だが、同社では公式にサポートしていない。 シャープのモバHO! 対応端末「4E-MB1」と比べ、MP3ファイルの再生機能などを搭載しておらず、あくまで「モバイル放送の専用受信端末」となっている。 EPGに対応しており、番組切り替えも高速。目的のチャンネルが素早く、簡単に選べるという。また、任意のチャンネルを登録できる「お好みチャンネル設定機能」も利用可能。さらに、電源ON/OFF時や、チャンネルの切り替え時に任意の静止画を表示させる機能も備えている。 液晶ディスプレイは3.5V型で解像度は320×240ドット。15mm径のモノラルスピーカーを1基備えるほか、イヤフォン出力も1系統装備。さらに、AV出力端子も1系統備え、テレビなどにモバHO! の映像を表示することもできる。 電源は付属のリチウムイオン充電池を使用。連続使用時間は、映像、音楽、音声チャンネル受信時で最大約1時間45分。データ放送受信時で約2時間45分。SDカードに録画した番組の再生は約2時間45分行なえる。充電所要時間は3時間。
□東芝のホームページ (2004年10月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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