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株式会社コミックス・ウェーブは、新海誠監督のアニメ「ほしのこえ -The voices of a distant star-」のUMDビデオを7月7日に発売する。価格は2,500円。 本編の収録時間は約25分。映像は4:3のスタンダードで収録。音声は、ノボル役を鈴木千尋さん、ミカコを武藤寿美さんが演じた「声優版」と、ノボルを新海監督、ミカコを篠原美香さんが演じた「オリジナル版」の2トラックを収録。音声フォーマットはどちらもATRAC3plusとなっている。 字幕は日本語字幕を収録。また、特典映像として新海監督の自主制作作品「彼女と彼女の猫」の本編(5分)と、劇場用作品「雲のむこう、約束の場所」のオリジナル予告編も収めている。さらに、同社の新作「カクレンボ」、「惑星怪獣ネガドン」、「はなれ砦のヨナ」の予告編も収録する。 アニメ「ほしのこえ -The voices of a distant star-」は、新海誠監督が個人で製作した短編アニメーション。DVDとして2002年にリリースされ、インディーズDVDとしては異例の6万8,000枚を超えるセールスを記録。多数の賞を受賞するなど、一躍注目を浴びた。 UMD版の本編収録内容はDVD版と同じだが、DVD版に収録している新海監督のインタビューや、動画コンテなどの特典映像が省かれ、新たに新作の予告編などを収録した。なお、現在発売・発表されているUMDビデオソフトの価格はDVDと同程度に設定されているタイトルが多いが、「ほしのこえ」はDVD版の6,090円と比べ、2,500円と安価なのも特徴。なお、徳間書店からステレオ音声のオリジナル版25分のみを収録したDVDと、書籍をセットになったDVDムックが発売されているが、こちらの価格は2,625円となっている。
物語の舞台は2039年。同じ中学校に通うミカコとノボルは、友達以上、恋人未満の間柄。やがて国連宇宙軍に選ばれたミカコは、ノボルを置いて地球を後にすることになる。宇宙と地球に離れても、携帯電話でメールのやりとりをしていた2人だったが、ミカコの宇宙船が地球から離れるにつれ、メールが届くまでの時間は残酷なほど長くなっていく。
□コミックス・ウェーブのホームページ
(2005年5月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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