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東京ゲームショウ2005が16日、幕張メッセで開幕した。会期は9月16日から18日までで、16日はビジネスデイとなっている。開催時間は10時から17時。入場料は1,200円、小学生以下は無料。主催は 社団法人コンピュータエンターテインメント協会。 最大の注目は、国内の一般向けとしては初となる「プレイステーション 3」の公開。ビジネスデイでは、開場と同時にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)のブースへ向かう報道陣の姿が目立つ。 プレイステーション 3の専用ブースが併設されており、巨大なスクリーンに対応ゲームソフトの上映が行われている。入り口付近にはPS3も展示されているが、デザインコンセプトモデルとなっており、7月にPlayStation Meeting 2005で報道陣向けに公開されたモックと同様のもののようだ。なお、実際に稼動しているモデルや試遊機は確認できなかった。
■ Xbox 360は精力的なデモを実施
マイクロソフトのブースでは、15日に価格と発売日が正式発表された次世代ゲーム機「Xbox 360」(39,795円)を展示。12月10日の発売に向けて、様々なゲームタイトルのデモが行なわれている。また、家庭のリビングなどを模した展示ブースを設置。AV機能を含め、実際にXbox 360を体験することができる。
Xbox 360はDVD-ROMドライブを搭載、標準でDVDビデオのプログレッシブ再生に対応。ゲームタイトルは全て720p(D4)出力。20GB HDDも同梱している。
AV機能としてはWindows Media Center Edition(MCE)をインストールしたPC内のオーディオ/ビデオ/静止画コンテンツがネットワーク経由で再生できるのが特徴。ただし、動画のデコードなどの処理はMCE搭載のPC側で行ない、映像や音声のみをXbox 360に送信。Xbox 360に接続したテレビに出力するというシステムになっている。 そのため、表示可能な動画フォーマットはWindows Media Playerで再生できるものとなる。なお、DLNAには現時点では対応する予定はなく、MCEとの接続のみとなっている。また、ブースではMCEとの連携メニューを表示するデモも行なっているが、実際に接続することはできない。
前面にUSB端子を備えており、ポータブルオーディオプレーヤーなどとの接続が可能。ストレージクラスに対応したプレーヤーであれば、内部のMP3/WMAファイルをXbox 360側で再生できるという。また、同様にデジタルカメラ内のJPEG静止画の表示もサポートする。
なお、Xbox 360には標準でMCE PCも操作できるリモコンが付属しているが、オプションでテレビの操作もサポートする多機能な「ユニバーサル メディア リモコン」も用意する。価格は2,625円。
□東京ゲームショウ2005のホームページ
(2005年9月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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