|
ソニーは、ハイブリッドレコーダ「スゴ録」やポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマンA」シリーズなど、同社製品に搭載するアプリケーションの特徴や仕組みを紹介するイベント「知る、考える、働きかける、ソニーの身近なインテリジェンス展」を、12月17日と18日に開催する。会場は東京・銀座のソニービル8F ソミドホール。入場は無料。開催に先立って、16日にプレス向けの内覧会を行なわれた。
会場には上記製品のほか、12月20日よりリニューアルされるiEPG対応サイト「テレビ王国」の体験なども可能。周囲180度が撮影可能な軽量カメラ「カメレオンアイ」を新たに搭載した同社の二足歩行ロボット「QRIO」によるデモなども行なわれる。 今回のイベントは、デジタル製品をユーザーからの指示のみで動くのではなく、製品やサービスの側からユーザーのニーズを知り、考え、働きかけるという機能へのソニーの取り組みを紹介するもの。同社ではこれを「インテリジェント機能」と呼び、既に市販されている製品に搭載された機能を中心に展示している。 スゴ録のコーナーでは、デジタルチューナ搭載の「RDZ-D90」を用いて自動録画機能の「x-おまかせ・まる録」や、スライドショー「x-Pict Story HD」などを紹介。 キーワードやジャンルによる自動録画以外にも、未視聴番組の削除や、DVDへのダビングなどの操作からユーザーの傾向を学習し、自動録画に反映するといった機能が説明されている。また、x-Pict Story HDでは、写真の取り込みやBGM選択を行なうと、自動でエフェクト付きのスライドショーが完成するという流れも案内する。
□関連記事
ウォークマンAシリーズのコーナーでは、20GB HDD搭載のNW-A3000や、フラッシュメモリ型のNW-A605を展示し、特徴である「アーティストリンク」や「インテリジェントシャッフル」を紹介。転送ソフト「CONNECT Player」では楽曲の波形を識別することでアーティストリンクやインテリジェントシャッフルの機能に反映される仕組みなどを説明していた。
□関連記事
12月20日にリニューアルされるiEPGサイト「テレビ王国」のコーナーでは、デモ版で新機能を紹介。番組の視聴や予約からユーザーの好みを学習し、番組を推薦する「レコメンド機能」などを体験できる。 また、リニューアルに伴い始まるオプションの有料サービスでは、月額299円で、携帯電話からの予約録画で自動延長機能の追加や、自動録画の条件を従来の10件から30件まで増加するといった拡張機能が利用可能になる。
□関連記事
そのほか、二足歩行ロボット「QRIO」が、新たに追加された関節や広角カメラ、顔認識技術などを用いたステージショーを実施。色の異なるブロックを4段に積み上げたり、並んだ女性の顔を認識して、手を振ってくれた女性にあいさつするといったデモが行なわれる。
さらに、コンピュータの顔認識機能を応用した双方向コミュニケーションシステム「Okao-Attacker」や、携帯電話でワインのラベルを撮影して送信すると情報が入手できるサービス「フォトナビ・ワイン」なども紹介している。
□ソニーのホームページ (2005年12月16日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|