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ソニーは12日、スーパーオーディオCD(SACD)などで採用されている音声フォーマットDSD関連の仕様書を公開した。 SACD関連機器のほか、ソニーではVAIO用のオーディオマスタリングソフト「SonicStage Mastering Studio(SSMS)」でもDSDに対応。SSMSではPC上でのファイル取り扱いを規定した「DSFファイルフォーマット」、「DSDディスクフォーマット」を策定し、PC上のDSFファイルの再生や、DVDにDSDデータを記録したDSDディスクの再生に対応していた。 今回、このDSDファイルフォーマット/DSD ディスクフォーマットの仕様を公開し、無償でライセンスする。公開された仕様書は「DSF ファイルフォーマット仕様書 Version 1.01」、「DSD ディスクフォーマット仕様書 Version 1.00」の2つ。 今回の仕様公開と無償ライセンスにより、SSMS以外にもDSD再生環境を広げていく方針。DVDライティングソフトの開発メーカーがDSDディスク作成機能をソフト内に組み込んだり、SACDプレーヤーでのDSDディスク再生対応など、同仕様を用いた製品開発などを行なえるようになる。 □ソニーのホームページ ( 2006年4月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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