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株式会社デジオンは19日、同社の提供するデジタル家電機器向けのメディアプレーヤー開発キット「DiXiM DMA HAK」にWindows Media Center Edition(MCE)と接続して利用できる「Windows Media Center Extender」(MCX)の機能を追加すると発表した。提供開始時期は2007年第1四半期で、同時期に発売予定のMicrosoftの次期OS「Windows Vista」が備える新たなMedia Center機能との連携にも対応予定。
MCXはMicrosoftの提供する家電機器向けのインターフェイスと接続技術で、ネットワーク上のMCE2005搭載PCなどを家電機器上から操作して、映像ファイルの再生などが行なえる。 DiXiM DMA HAKにMCXを追加することで、同キットで開発した家電機器上から、MCE搭載PCなどで録画したテレビ番組(DVR-MS形式のMPEG-2ファイル)の再生や、WMVファイル、WMAファイルの再生に対応できるようになる。また、PC上で購入したDRMで著作権保護されたWMV/WMAファイルの再生も行なえる。 DiXiM HAKは、ネットワーク対応のメディアプレーヤー開発キット。DLNAガイドラインに準拠しており、メーカーはキットを利用することで、開発工数を短縮して、ネットワーク接続に対応するプレーヤー機器が開発できる。今回MCXが追加される「DiXiM DMA HAK」はネットワーク上のサーバー機器からデータを受け取り再生を行なう家電機器向けのプレーヤー開発キット。 同社ではその他にも、同等の機能を備える「DiXiM DMP HAK」や、メディアサーバー機能を備える機器用の「DiXiM DMS HAK」などの開発用キットも提供している。 □デジオンのホームページ ( 2006年6月19日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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