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パイオニア株式会社は、業務用プラズマディスプレイ3モデルを10月下旬より順次発売する。60V型の「PDP-607CMX」は10月下旬発売、50V型「PDP-507CMX-JP」は11月下旬、42V型の「PDP-427CMX」は12月下旬の発売となる。価格は全てオープンプライス。 業務用42V型プラズマ「PDP-425CMX」や、民生用プラズマテレビなどに採用する第7世代パネル「新P.U.R.E. Black Panel」を全モデルに採用。輝度はPDP-607CMXが1,000cd/m2、PDP-507CMX-JP/PDP-427CMXが1,100cd/m2で、PDP-425CMX(1,400cd/m2)より低下しているが、測定方法の基準を民生用と統一したことが原因のため、実際の輝度が低下したわけではないとしている。 PDP-607CMX/507CMX-JPには1,365×768ドットのパネルを搭載し、暗所コントラストは4,000:1を実現。PDP-507CMX-JPには、赤外線軽減フィルターを標準装備する。 PDP-427CMXのパネル解像度は1,024×768ドット、暗所コントラストは3,000:1、外光センサーを備え、自動輝度調整機能が利用できる。 その他の仕様は共通で、12bitワンチップ画像処理回路により、階調表現やスケーリング性能を改善。独自のフレックスCLEAR駆動の採用により、プラズマ特有の疑似輪郭を解消した。 広告テロップの表示などに向くバナーPIPなどの2画面表示機能や最大25面のマルチ表示機能を搭載するほか、映像入力をキャプチャし、リアルタイムの画面とキャプチャ画面を同時に表示する2画面フリーズ機能などを搭載する。 また、静止画表示時に違和感なく少しずつ動かして、焼き付きを低減するシームレスオービター機能や、本体内蔵のに時計を利用して、電源オン/オフや入力切替など最大10種類のプログラム登録が可能な「プログラムタイマー」機能なども備える。 入力端子はD-Sub15pinとDVI-D。コントロール用端子としてRS-232Cを備える。また、ESカードスロットを装備し、別売オプションの「PDA-5003/5004」などを装着し、映像入力端子の増設が行なえる。 外形寸法/重量は、PDP-607CMXが1,470×122×880mm(幅×奥行き×高さ)/61.5kg、PDP-507CMX-JPは1,222×99×736mm(同)/41.5kg、PDP-427CMXが1,022×98×610mm(同)/30.5kg。
□パイオニアのホームページ ( 2006年10月11日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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