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松下電器産業株式会社は、3CCD方式を採用したDVDムービーカメラ「VDR-D310」と、DVカメラ「NV-GS320」を1月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「VDR-D310」が95,000円前後、「NV-GS320」が75,000円前後の見込み。 カメラ部の主な仕様は共通。CCDは1/6インチ、総画素数は80万×3。1CCDあたりの有効画素数は動画が64万(4:3)/54万(16:9)、静止画71万(4:3)/54万(16:9)。レンズには、ライカディコマーレンズを採用。色収差を低減する低分散ガラスを使用する。 VDR-D310はDVD-R/RW/RAMのほか、DVD-R DLへの記録にも対応。撮影モードはXP(約10Mbps)、SP(約5Mbps)、LP(約2.5Mbps)を用意する。DVD-R DLへの撮影時間は最長138分(LP)。NV-GS320の撮影モードはSP/LPのみ。
また、両モデルともSDHC対応のSDカードスロットを備え、カードに静止画記録が可能。NV-GS320のみ、動画撮影中にフォトショットボタンで1.2メガの静止画撮影が可能となっている。 光学ズームは10倍で、F1.8~2.8。35mm判換算の焦点距離は、動画45.6~456mm(4:3)/46.7~467mm(16:9)、静止画 43.4~434mm(4:3)/47.0~470mm(16:9)。 最低照度は、VDR-D310が12ルクス(LowLightモード、1/60時)/1ルクス(カラーナイトビューモード)で、NV-GS320は8ルクス/1ルクス。光学式手ブレ補正ジャイロを搭載し、メモリーカードへの静止画撮影時の手ブレ補正力を約2倍(動画撮影時比)に向上させた「MEGA OIS」機能も備える。なお、静止画撮影時は、フォトショットボタン半押しに連動して、MEGA OISが作動し、同時にフォーカスロックされる。 また、手ブレ補正用のジャイロモータを利用して重力を検知。カメラを下に向けると録画を停止する「うっかり撮り防止機能」を搭載。録画を継続したまま本体を持ち歩くときなどに発生する「地面撮り」を防ぐ。 液晶モニタは2.7型/約12.3万画素で、ビューファインダーは約11.3万画素。液晶モニタの開閉やファインダーの引き出し/収納と電源を連動する機能を備えるほか、NV-GS320は1.7秒で撮影が可能な「カンタンクイックスタート」も搭載する。 VDR-D310の付属ソフトは再生/編集ソフト「DVD-MovieAlbumSE 4.3」とオーサリングソフトの「DVDfunSTUDIO 2.5」。NV-GS320は取り込み/編集/出力用の「MotionDV STUDIO 5.6J LE」と編集ソフト「SweetMovieLife 1.0J」が付属する。 付属バッテリでの連続撮影時間は、VDR-D310でのファインダー使用時が約1時間45分(LP)/1時間40分(SP)/1時間25分(XP)、液晶モニタ使用時が約1時間40分(LP)/1時間30分(SP)/1時間20分(XP)。NV-GS320はファインダー使用時が約1時間15分、液晶モニタ使用時が約1時間10分。 そのほかの付属品は、ACアダプタ、ワイヤレスリモコン、マルチケーブルなど。外形寸法と重量は、VDR-D310が84×146×94mm(幅×奥行き×高さ)/約510g(撮影時約580g)。NV-GS320が84×140×77mm(同)/約450g(撮影時約515g)。
□松下電器のホームページ ( 2007年1月5日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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