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日本テレビ放送網株式会社(日本テレビ)は11日、放送中のテレビアニメ「DEATH NOTE」のネット配信権を、米VIZ Mediaに許諾したと発表した。日本テレビが海外でのネット配信権を承諾するのは初めて。日本で放送中のアニメーションが、米国での放送に先んじて北米向けにネット配信されるのも画期的なことだという。 VIZ Mediaは北米向けに、日本の漫画の翻訳・出版などを行なっている。なお、許諾された配信権にはダウンロード型とストリーミング型の両方が含まれている。 配信にあたっては、原作出版社である集英社とVIZ Media、日本テレビの3社がネット配信に関してのリスク・ビジネス価値などを慎重に検討したという。詳細は日本テレビとVIZ Mediaとの今後の協議の中で決められるが、2007年春頃には配信がスタートされる予定。 日本テレビは「ネット配信では、違法コピーに対するセキュリティなどの問題はあるものの、こうした新しい取り組みにより、素晴らしいコンテンツであるDEATH NOTEがより多くのファンに届くことを期待している」とコメントしている。
アニメ「DEATH NOTE」はドコモは日本テレビが共同で設立した有限責任事業組合D.N.ドリームパートナーズの第一号投資案件。同組合は放送と通信を連携させた新サービスの検討を目的としており、今回の配信決定はこうした取り組みの成果と言える。
□日本テレビのホームページ
(2007年1月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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