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パイオニア、プラズマ新工場の建設を延期
-「年末商戦の結果を考慮」。第3四半期決算発表


1月31日発表


 パイオニア株式会社は31日、平成19年3月期第3四半期決算を発表。その中で、プラズマディスプレイの新規生産拠点について、建設計画を延期することを明らかにした。

 同社のプラズマディスプレイは、2005年度実績で97万台規模の生産能力を有しているが、さらなる市場拡大に向け、2008年頃の稼働を目指し、新工場の建設を検討していた。

 同社では、「昨年の年末商戦の結果などを考慮し、建設計画を延期する」としており、今後の計画については「市場動向を見ながら、より効率的な生産体制の構築や他社との提携による投資など、あらゆる可能性を検討した上で決定する」としている。

 第3四半期の売上高は前年比1.1%減の2,146億円、営業利益は同3.4%増の50億円、純利益は同73.6%増の24億円。DVDドライブやカーナビの売上げが増加したが、プラズマテレビやDVDレコーダ、カーオーディオなどの売上が減少した。

 ホームエレクトロニクス分野の売上高は前年比1.7%減の1,129億円。自社ブランドのプラズマは欧州で伸張したが、国内で減少。OEMも大幅に減少した。ただし、プラズマ関連の原価率改善により、営業利益は26億円と黒字化を果たした。

□パイオニアのホームページ
http://pioneer.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://pioneer.jp/corp/ir/pdf/finance/announce/fr_2007/3rd/release_3q07j.pdf
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( 2007年1月31日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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