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11月10日に発売されるソニーの重低音ヘッドフォン新シリーズ「XB」(EXTRA BASS)を、MTVとのコラボレーションで披露するライブイベント「MTV×XB Party feat.MiChi」が16日、都内で開催された。
会場は渋谷セルリアンタワーの地下にある能楽堂。クラブ/ヒップホップ音楽向けというXBヘッドフォンの特徴を体感することを目的としており、10月22日にメジャーデビューするシンガーのMiChiによるライブパフォーマンスを観ながら、音をXBで聴くという形式で、マスコミや関係者向けに行なわれた。 XBは、50mm径の振動板を搭載する最上位モデル「MDR-XB700」(12,390円)や「MDR-XB500」(8,715円)、オンイヤー型「MDR-XB300」(4,935円)のヘッドフォン3製品と、カナル型(耳栓型)イヤフォンの「MDR-XB40EX」(6,195円)、「MDR-XB20EX」(3,675円)2製品という、計5製品のラインナップで11月10日に発売。 いずれも低域重視のサウンド設計で作られており、ドライバユニットから鼓膜までの気密を高めることで漏洩を抑え、“重低音のグルーヴを余すことなく再現する”という「ダイレクトバイブストラクチャー」を採用している。また、ヘッドフォンには極厚のイヤーパッドが用いられていることも特徴。
MTVとXBシリーズは、MiChiが10月22日にリリースする「PROMiSE」のカップリング曲「HEy GirL」でコラボレート。ライブでは、「PROMiSE」と「HEy GirL」、「Fxxk You And Your Money」の3曲が披露された。 XBシリーズの開発を担当したソニークリエイティブセンターのプロデューサー/デザイナーである小宮山淳氏がDJ KOMIYAMAとして「Hey GirL」のXBバージョンを披露。音声はFMで送信され、来場者は手渡されたウォークマンのFMラジオを介してXBヘッドフォンで聴く“サイレントプレイ”で行なわれた。 MiChiは、XBヘッドフォンで聴いた感想を「ベースがしびれる。スピーカーに囲まれている感じ。聴くというより、音をカラダで感じるよう」と表現。小宮山氏は「ライブの最前列で、音をカラダ全体で浴びるように聴く感覚を、ソニーの技術でヘッドフォンにぶちこみたかった。今までのクラブオリエンテッドな機器は、DJ用などパフォーマー向けに作られていた。一般ユーザーはその廉価版などを使うという形だったが、今回はオーディエンス向けに作られた製品」とコンセプトを説明した。
ライブは、「HEy GirL」がヘッドフォンを着ける“サイレントプレイ”で、「PROMiSE」と「Fxxk You And Your Money」は生音で楽しむという形式で行なわれた。
今回のライブの一部シーンは、11月10日より放送されるMTVの「MTV Making the Video」でオンエア予定。同番組では、XBヘッドフォンとのコラボレート曲である「HEy GirL」のミュージックビデオ制作現場などが紹介される。
□ソニーのホームページ ( 2008年10月17日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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