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オンキヨー、実売59,800円の静音/高音質パソコン
−ソーテックブランド。Atom採用の「music Nettop」


HDC-1L
12月3日発売

標準価格:オープンプライス


 オンキヨー株式会社は、ソーテックブランドのPCとして、高音質再生を追求しつつ、価格を抑えた「HDC-1L」を12月3日に発売する。価格はオープンプライスで、直販サイトでは59,800円で販売される。愛称は「music Nettop」。

 オンキヨーのPC用同軸2ウェイ・アクティブスピーカー(GX-77M/ペア26,250円)をセットにしたモデル「HDC-1LGX」(74,800円)のほか、同スピーカーと、パネル解像度1,440×900ドットの19型ワイド液晶ディスプレイをセットにした「HDC-1LGX/19W1」(99,800円)もラインナップする。

HDC-1LGX セットモデルに付属する同軸2ウェイスピーカーは、単品発売されている「GX-77M」と同じもの

 性能をメールやWebブラウジングが快適に行なえる程度に抑えることで、低価格化を実現した“ネットトップPC”。CPUに Intel Atomプロセッサ230(1.6GHz)を採用。メモリは1GB。シリアルATA接続の160GB HDDを備え、スロットインタイプのDVDスーパーマルチドライブを採用。OSはWindows XP Home。メモリの拡張スロットは無く、カスタマイズは行なえない。

 同社はオンキヨーブランドで、これまでHDオーディオコンピュータ「HDC-1.0(S)」や、「APX-2(H)」といった、高音質/静音を重視した小型PCを販売しているが、いずれも価格は20万円以上だった。「HDC-1L」はマシンスペックを抑えることで、6万円を切る価格を実現したのが特徴。従来のHDオーディオコンピュータはコンポ売り場などでも取り扱われていたが、「HDC-1L」はPC売り場での販売となる。

 専用開発のサウンドボードを搭載し、S/N比120dBを実現。DACには同社AVアンプにも使われている、バーブラウン「PCM1796」を左右チャンネル用に個別に搭載。パルス性ノイズを低減させる独自の「VLSC2」技術も取り入れている。なお、サウンドボードとPCはPCIバスではなく、USBで接続されている。出力端子はシンプルで、アナログステレオ(RCA)のみ搭載。アンプは内蔵していない。

内部 サウンドボード部。接続はUSBで行なわれている DACはバーブラウン「PCM1796」

背面。左上のアナログ音声出力がサウンドボードからのもの。右側はマザーボードの入出力

 マザーボードにはステレオミニのライン入出力、マイク入力を各1系統装備する。USBは前面に2ポート、背面に4ポート用意。映像はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)のみ。シリアル、パラレルポートも備えている。24bit/96kHzの再生にも対応し、ライヴ音源や試聴用楽曲をプリインストール。CD音質でクラシック20曲も収録している。

 RIリモート端子も用意しており、オンキヨーのアンプ「A-905FX」や、システムオーディオ「FR-N7/N9FX」、「CR-D2」などと連携可能。「HDC-1L」に付属するリモコンで電源をONにすると、アンプの電源も連動してONになるほか、再生ソフトを起動させると、アンプの入力がPCが接続されているCD-Rに切り替わる。

付属のリモコン

 再生ソフトとして「PureSpace」をプリインストール。10フィートUIを採用したもので、付属のリモコンを利用し、同社音楽配信サイト「e-onkyo music」から購入した24bit/96kHzの楽曲など、様々な音楽ファイルが再生可能。CD再生も行なえる。再生時にWindowsの音量ミキサーをバイパスし、音声信号をダイレクトで伝送する「PDAP(Pure Direct Audio Path)」機能に対応しており、同プレーヤーで再生すると、劣化の要因となる伝送経路をパスでき、より高音質な再生が可能。

 音質面の利点に加え、Windowsの警告音やメール着信音などの信号をシャットアウトできるため、アンプのボリュームを上げている時に警告音が大音量で流れることが無いという。付属のリモコンは「PureSpace」だけでなく、iTunesの操作にも対応。ただし、iTunes使用時にはPDAP技術は使用できない。DVD再生用の「Power DVD 7 OEM版」も付属している。

ACアダプタで動作する

 静音性も追求しており、騒音レベル18dBを実現。側面の冷却ファンと本体をフローティングして振動を伝わりにくくしており、あえてファンを緩く固定するといったアイデアも投入。HDDもゴムブッシングでマウント。スーパーマルチドライブの天面にも防振テープを貼るなど、細部に工夫が施されている。電源は内蔵しておらず、付属のACアダプタで駆動する。フロントパネル右側に「POWERED BY ONKYO」のロゴが入るほか、鳥取県倉吉市にあるオンキヨーのグループ工場で作られたことを示すシールも貼られており、品質の高さをアピールしている。

 外形寸法は205×240×92.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.5kg。消費電力は標準で約35W、最大で約55W。

重さは約3.5kg 縦置きも可能 インシュレータも備えている
側面に備えた冷却ファン フロントパネル右側に「POWERED BY ONKYO」のロゴが入るほか、鳥取県倉吉市にあるオンキヨーのグループ工場で作られたことを示すシールも貼られている

□オンキヨーのホームページ
http://www.jp.onkyo.com/
□ニュースリリース
http://www.jp.onkyo.com/sotec/topics/2008/1202-hdc1l.html
□ソーテックのホームページ
http://www.sotec.co.jp/
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−スピーカーとのセットモデル「SPX-1」も同日に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070301/onkyo.htm

(2008年12月2日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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