読者アンケート結果発表

2017年製品購入意向/所有率調査結果。最注目は有機EL TV、VRやUHD BDも

今回は929人の方から投票を頂きました。ご協力ありがとうございました。

アンケート実施期間:2017年1月20日~26日

※複数回答の設問があるため、回答結果を合わせると100%・総投票人数を超える場合があります

'17年の最注目は有機ELテレビ。VRは得票率43.7%に上昇

 今年注目しているAV関連のトピックや製品について尋ねたところ、「有機ELテレビ」が53.8%で、最も得票率が高かった。「PS VRなどのVR製品/コンテンツ」は43.7%で、前回調査時(2016年1月)の25.7%から上昇。続いて「Ultra HD Blu-ray」と「ハイレゾオーディオ」が同率の35.6%で並んだ。「液晶テレビ(4K)」は35.1%、「4K/8K放送」は33.2%、「左右分離型ワイヤレスイヤフォン」は24.1%。自由記入の「その他」ではHDRという回答が複数寄せられた。

2017年注目の製品・トピック
順位項目得票率得票数
1有機ELテレビ53.8%500
2PlayStation VRなどのVR製品/コンテンツ43.7%406
3Ultra HD Blu-ray35.6%331
3ハイレゾオーディオ35.6%331
5液晶テレビ(4K)35.1%326
64K/8K放送33.2%308
7左右分離型ワイヤレスイヤフォン24.1%224
8Dolby Atmos/DTS:X15.9%148
9ドローン13%121
10音声対話エージェント(Amazon Alexa/Google Assistant)12.2%113
-その他3.4%32

購入予定の上位はヘッドフォンや4K TV

 近く購入予定/検討中のAV機器については、首位が「ヘッドフォン/イヤフォン」(31.6%)、2位は「液晶テレビ(4K)」(21.7%)、3位は「Blu-ray Discレコーダ/プレーヤー(UHD BD再生対応を含む)」(21.2%)となり、前回調査時と同じ並びになった。なお、質問1で得票率トップの「有機ELテレビ」は16位(7.3%)。

 4位以下は、「VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)」が16.1%、「Androidスマートフォン」が14.4%、「ポータブルオーディオ」が12.9%、「デジタル一眼カメラ」が12.3%と続いた。「その他」では、「カメラ用スタビライザー」や、「Nintendo Switch」などが挙がった。

近く購入予定/検討中のAV機器
順位項目得票率得票数
1ヘッドフォン/イヤフォン31.6%294
2液晶テレビ(4K)21.7%202
3Blu-ray Discレコーダ/プレーヤー(UHD BD再生対応を含む)21.2%197
4VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)16.1%150
5Androidスマートフォン14.4%134
6ポータブルオーディオ12.9%120
7デジタル一眼カメラ12.3%114
8AVアンプ11.2%104
9Windowsパソコン/タブレット10.5%98
10NAS10.4%97
11USB DAC9.9%92
12ステレオスピーカー(ブックシェルフ型、フロア型など)9.1%85
13ヘッドフォンアンプ8.5%79
14ワイヤレススピーカー(Wi-Fi/Bluetooth)8.4%78
15iPhone8.3%77
16有機ELテレビ7.3%68
17液晶ディスプレイ(PC向け)7.2%67
18Mac6.4%59
19iPad6.1%57
20ネットワークオーディオプレーヤー5.7%53
21プロジェクタ5.2%48
21スマートウォッチ5.2%48
21オーディオ用アンプ(ヘッドフォンアンプ以外)5.2%48
24Androidタブレット/Fire5.1%47
25コンパクトデジタルカメラ4.6%43
26ドローン4.1%38
26サウンドバーなどTV用スピーカー4.1%38
28メディアプレーヤー(Apple TV/Chromecastなど)3.6%33
29360度カメラ3.4%32
30アクションカメラ3.3%31
30SACD/CDプレーヤー3.3%31
32カーナビ/オーディオ2.9%27
33レコードプレーヤー2.8%26
34薄型テレビ(HD)2.5%23
35ミニコンポ1.8%17
36デジタルビデオカメラ1.6%15
37オーディオレコーダ(ボイスレコーダ含む)1.3%12
-その他2.3%21
-特に無い8%74

4K TV所有は17.1%に増加、PS4は3割超え。VR HMDは11.2%

 現在所有しているAV機器は、「薄型テレビ(HD)」が最多の73%だが、前回調査時の81.7%から減少。70%以上が持っていると答えたのは、「ヘッドフォン/イヤフォン」(71.8%)、「デスクトップパソコン」(70.3%)、「ノートパソコン」(70.2%)で、前回から大きな変動はない。

 「薄型テレビ(4K)」の所有率は17.1%で、前回(14.1%)から増加。「PlayStation 4」は30.4%で22位に上昇(前回は24.1%で27位)。PS VRやOculus Rift、Gear VRなどの「VR HMD」は11.2%となった。スマートフォンの所有率は、Androidが56.7%、iPhoneが45.3%(前回はそれぞれ55.9%、40.8%)。

 自由記入の「その他」では、「プラズマテレビ」や、ソニーの有機ELテレビ「XEL-1」などの他、「Xbox One S」という回答が複数寄せられた。

現在所有しているAV機器
順位項目得票率得票数
1薄型テレビ(HD)73%678
2ヘッドフォン/イヤフォン71.8%667
3デスクトップパソコン70.3%653
4ノートパソコン70.2%652
5Blu-ray Discレコーダ63.3%588
6Androidスマートフォン56.7%527
7コンパクトデジタルカメラ55.5%516
8ステレオスピーカー(ブックシェルフ型、フロア型など)51.9%482
9液晶ディスプレイ(PC向け)49.9%464
10AVアンプ47.6%442
11PlayStation 347.3%439
12ポータブルオーディオ46.7%434
13iPhone45.3%421
14カーナビ43.3%402
15Androidタブレット/Fire42.9%399
16iPad36.6%340
17デジタル一眼レフカメラ34.3%319
18Blu-ray Discプレーヤー31.9%296
19NAS/ミュージックサーバー31.8%295
20CDプレーヤー30.9%287
21USB DAC30.8%286
22PlayStation 430.4%282
23オーディオ用アンプ(ヘッドフォンアンプ以外)29.2%271
24VHSビデオデッキ27.9%259
25カーオーディオ25.9%241
26PlayStation Vita25.6%238
27デジタル一眼カメラ(ミラーレス)24.2%225
28DVDレコーダ23.8%221
29デジタルビデオカメラ22.7%211
30HDDレコーダ22.2%206
31DVDプレーヤー21.9%203
32ポータブルオーディオ用スピーカー(Bluetooth含む)21.5%200
33メディアプレーヤー(Apple TV/Chromecastなど)21.1%196
34ヘッドフォンアンプ20.9%194
35プロジェクタ19.6%182
36ミニコンポ19.5%181
37レコードプレーヤー18.3%170
38Windowsタブレット18.1%168
39液晶テレビ(4K)17.1%159
40LDプレーヤー16.4%152
41カセットデッキ16.4%152
42ネットワークオーディオプレーヤー16%149
43FM/AMチューナ(据え置き型)15.6%145
44SACD/DVDオーディオプレーヤー15.2%141
45サウンドバーなどTV用スピーカー15.1%140
46ポータブルラジオ14%130
47オーディオレコーダ(ボイスレコーダ含む)12.6%117
48VR HMD(PS VRやOculus Rift、HTC Vive、Gear VRなど)11.2%104
49MDデッキ11.1%103
50ポータブルCDプレーヤー9.3%86
51ブラウン管テレビ7.1%66
52ポータブルBD/DVDプレーヤー6.9%64
53HMD(ヘッドマウントディスプレイ)6.1%57
53アクションカメラ6.1%57
55PlayStation Vita TV5.1%47
56DAT4.8%45
57UHD BDプレーヤー3.7%34
58360度カメラ3.1%29
59UHD BD再生対応レコーダ2.3%21
60有機ELテレビ(4K)0.8%7
-その他2.9%27

コメントの紹介

 お寄せ頂いたコメントの一部を紹介します。

コメント

・放送のデジタル化で急速にAV環境が高度化してきているので、導入する気がなくても新しい物には惹かれてしまう。いよいよBS/CSでの4K/8K実用放送が始まるので、今年くらいには対応チューナ内蔵のテレビやレコーダーが出てくるのか興味があります

・4Kに手を出したいところだが、家族の了解が得られず苦悩しております

・今はVRが欲しくてたまらない。これまではプロジェクタとサラウンドのホームシアターで満足だったが、ついに念願の自宅遊園地。早く実現したい

・年明けからCESなどで有機ELテレビに関する発表があり、プラズマテレビ使用者としては国内における展開を大いに期待している