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ラックスマン、真空管と半導体回路切替できるCD専用プレーヤー「D-380」

 ラックスマンは、木箱ケース入りデザインを採用したCD専用プレーヤー「D-380」を10月下旬より発売する。価格は29万円。

D-380

 同社伝統の口の字型の木箱ケースに、デジタル・アナログ回路を搭載したCD専用設計のプレーヤー。半導体回路と真空管回路の出力を切り替えて再生できる機能が特徴で、真空管出力は、「ECC82」によるバッファー回路に専用の大型出力トランスを搭載し、適度な倍音成分を付加することで、より密度感の高い濃厚な表現力を獲得。DACチップからダイレクトに接続された半導体出力との明確な違いを楽しめるという。

 DACチップはTIの「PCM5102A」を採用。2種類のデジタルフィルターで音質を切り替え可能。また、システムクロックの揺らぎを低減するジッターリダクションICを新たに搭載。機構設計においても、ドライブメカやシャーシ構造などを一新し、デジタルプレーヤーとしての基本性能を向上させ、真空管出力の音色を際立たせたという。

 筐体は、16mmのMDFにナチュラルな突き板仕上げを施した、ロの字型木箱ケースを採用。電源とオーディオ信号の理想的な流れを考慮したレフトサイド・メカレイアウトとし、8mm厚の無垢アルミ製メカベースとループレス構造のシールド付きボックスシャーシにより、ドライブメカの安定的な信号読み出しをサポート。前面パネルにはディマー表示対応のFLディスプレイを備えている。

 ラウンドパターン採用のプリント基板や、新開発の高音質・低頭コンデンサーなどの音質向上パーツをふんだんに採用。内部の主要信号線には、各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理を行なった独自のOFCワイヤーを採用する。

 出力端子はアナログ音声(RCA/アンバランス)×1と、光デジタル×1、同軸デジタル×1。アナログ出力時に、S/PDIF出力回路を遮断して、よりピュアな回路動作を実現するという「デジタル出力ON/OFF」機能も備えている。RCA端子は、18mmピッチで、大型プラグを備えたラインケーブルにも対応する。

背面
リモコン

 電源ケーブルは、OFC極太線ノンツイスト構造のラックスマン製「JPA-10000」が付属。プレミアム延長保証が適用され無償保証期間は3年間(真空管部品は1年間)。アルミ製リモコン「RD-26」が付属する。

 なお「D-380」は、9月30日から東京・有楽町にて開催される「2016東京インターナショナルオーディオショウ」に出展。同時発表の真空管プリメインアンプ「LX-380」と「TANNOY Canterbury/GR」との組み合わせで、サウンドを初披露する。