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Campfire、流体金属筐体のイヤフォン「VEGA」、「LYRA II」11月7日発売

 ミックスウェーブは、米Campfire Audioのユニバーサルイヤフォン「VEGA」、「LYRA II」の発売日を11月7日に決定した。どちらもハウジングに、チタンより固い液体金属を採用しているのが特徴。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「VEGA」が146,100円、「LYRA II」が78,900円。

「VEGA」

 10月に概要が発表されていたが、発売日が決定した。両モデルのハウジングに採用している流体金属は、本体の高級感に繋がるだけでなく、傷や腐食に強く、振動減衰特性に優れているため、音響特性上の大きなメリットがあるという。

 VEGA(ベガ)は、ネオジム磁石を使った8.5mm径のダイナミック型ドライバを1基搭載。振動板には厚さ9ミクロンの非結晶カーボン、ADLC(アモルファス・ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングを採用したことで、音の伝搬が速く、熱伝導率も高いなど、振動板としてより優れた特性を実現。広いサウンドレンジの実現や、高域再現の向上、ダイナミック型ドライバならではのパワフルで深い低域再生を目指した。

VEGAは液体金属筐体と、ADLCコーティング振動板のドライバを採用

 周波数特性は5Hz~22kHz、感度は102dB、インピーダンスは17.5Ω。リケーブルに対応し、イヤフォン側の端子はMMCXで、ベリリウム銅を採用し、より安定した接続が得られるとする。ケーブルはALO audio製のLitz Wire Earphone Cable(1.2m)が付属し、入力端子はステレオミニ。イヤーピース、レザー製キャリングケースなどが付属する。

 LYRA II(レイラ II)は、「LYRA」('15年発売)の後継モデル。LYRAと同じく、振動板にベリリウムを使った8.5mm径のダイナミック型ドライバを搭載するほか、ハウジングに流体金属を採用した点がLYRA IIの特徴。この組み合わせは「サウンドデザインの上で、優れた相乗効果を生み出した」としている。

LYRA II

 周波数特性は10Hz~28kHz、感度は102dB、インピーダンスは17Ω。リケーブルに対応し、イヤフォン側はベリリウム銅採用のMMCX。ケーブルはALO audio製のLitz Wire Earphone Cable(1.2m)が付属し、入力端子はステレオミニ。イヤーピース、レザー製キャリングケースなどが付属する。

LYRA IIは流体金属筐体と、ベリリウム採用振動板のドライバを採用