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マスプロ、4K/8K放送対応のTV用ブースター。入力レベル差補正可能

 マスプロ電工は、BS/110度CSデジタル放送に加え、将来の4K/8K衛星放送の帯域を増幅できるテレビ受信用ブースター2製品を12月より発売する。価格は、35dB型「UBCBW35」が37,500円。41dB型「UBCBW41」が48,000円。

4K/8K放送対応テレビ受信用ブースター「UBCBW35」

 将来の4K/8K放送で使われる予定の2,224〜3,224MHzの周波数帯にも対応した、家庭用のUHF/BS/CSブースター。4K/8K放送対応を示すJEITA認定の「SHマーク」に準拠している。受信環境にあわせ、35dB型または41dB型を用意。今回の製品追加により、アンテナから直列ユニットまでマスプロ製の4K/8K対応(3,224MHz)機器がすべて出揃った。

 4K/8K放送受信による高周波帯域と低周波帯域の伝送損失を考慮し、周波数特性のレベル差を補正する「チルト機能」を搭載。入力レベル調整スイッチを切り替えて利用でき、全帯域にわたる良好なテレビ視聴を可能とする。

入力レベル調整スイッチによるチルト機能の利用イメージ
増幅部を水平マストに設置可能

 増幅部と電源部に分かれており、増幅部は取付金具で垂直/水平マストどちらでも設置可能。電源部は、増幅部と電源部間の接続状態を電源部LEDで知らせる機能を備え、受信不具合時にショートや断線などの機器異常を分かりやすくしている。