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beyerdynamic、テスライヤフォン「Xelento remote」とヘッドフォン「Amiron Home」

 独beyerdynamicは、「CES 2017」で、テスラ技術搭載のハイレゾ対応ヘッドフォンを披露。イヤフォン「Xelento remote」と、ホームリスニング用ヘッドフォン「Amiron Home」を展示した。いずれもドイツにおいてハンドメイドで製造される。

Xelento remote

Xelento remote

 1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出すテスラテクノロジーをイヤフォンに搭載したモデル。ドイツでは'17年2月に発売され、価格は999ユーロ。スマートフォンやポータブルハイレゾプレーヤーなどとの組み合わせを想定する。

 外観は日本でも発売された「AK T8iE MkII/AK T8iE」に似ているが、ドライバ部などが異なるという。リファレンスヘッドフォン「T1」の1/16という小型のリングマグネットを使用。再生周波数帯域は8Hz~48kHz。インピーダンスは16Ω。出力音圧レベルは110dB。

 ケーブルは着脱可能で、端子はMMCX。付属ケーブルは3ボタンリモコン付きで、長さは1.3m。ケーブルを除く重量は7g。イヤーピースはシリコンがXS~3XLの7サイズで、Complyイヤーピースも3サイズ同梱する。

付属ケーブルにはリモコンを装備。ケーブルは着脱可能

Amiron Home

 Amiron Homeは、ホームリスニング用のオープンエア型ヘッドフォンで、'16年10月に行なわれた「秋のヘッドフォン祭」で展示されていたが、米国では599ドルで販売が開始された。

Amiron Home

 '12年モデル「T 90」の進化版で、改良型のテスラドライバを搭載したのが特徴。再生周波数帯域は5Hz~40kHz、出力音圧レベルは102dB。インピーダンスは250Ω。ベルベット調のイヤーパッドを採用。

 重量は340g。ケーブルは両出しで、着脱可能。プラグはステレオミニで、標準プラグアダプタも付属する。

装着例