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サンロッカーズ渋谷の試合を4Kで渋谷へライブ配信、電通がサイネージの実証実験

 電通と電通国際情報サービス(ISID)は、高精細な4Kデジタルサイネージの実証実験「4K@SHIBUYA」として、2月24日~2月26日まで、東京・渋谷マークシティにて、プロバスケットボールB.LEAGUEのサンロッカーズ渋谷のリーグ戦を、青山学院記念館から4K映像でライブ配信する。該当時間、4階の「COIN SPACE by 渋谷区観光協会」は、パブリックビューイングスペースとして開放される。

渋谷のリーグ戦を、青山学院記念館から4K映像でライブ配信

 平成28年度総務省実証事業「高度な映像配信サービス実現に向けた調査研究の請負」の一環として、映像配信高度化機構が協力して実施。高度映像技術の採用に伴う大容量配信技術、インフラの要件、高精細映像におけるコンテンツのあり方、動画広告のあり方について検証することを目的としている。

 設置場所は渋谷マークシティ1階のイベントスペースと、4階の「COIN SPACE by 渋谷区観光協会」。青山学院記念館からの映像を、「ひかりTV 4K」を手がけるNTTぷららの4K配信プラットフォームを使い、渋谷マークシティまで伝送。映像の遅延や劣化を極力抑え、高品質に再現できるという。サイネージ用ディスプレイは、ソニーのBRAVIAの65型法人向けモデル「KJ-65X9300D/BZ」を採用。HTML5を用いたコンテンツ制御によりマルチソースの映像配信をスケジューリング、コントロールする。

 上映コンテンツは、渋谷区をホームタウンとするサンロッカーズ渋谷のリーグ戦で、「サンロッカーズ渋谷」対「京都ハンナリーズ」。2016-17 B1リーグ戦は2月25日は18時~試合終了まで、26日は14時~試合終了まで。該当時間、COIN SPACE by 渋谷区観光協会は、パブリックビューイングスペースとして開放される。

実証実験の概念図