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マルチ画面でサッカーや音楽をライブビューイング。NTTぷららが実験

NTTぷららは、パナソニックシステムソリューションズジャパンと共同で、観客席の映像と中継映像、試合情報を組み合わせた、高臨場多拠点同時ライブビューイングのトライアルを20日に実施する。

高臨場ライブビューイングの演出例

従来のライブビューイングは、スタジアムやホールなどの限られた大規模施設で試合映像を観る"パブリックビューイング"が主だったが、今回は小規模施設で様々な映像・情報を多面展開する新しいビューイングスタイルを提案するトライアル。

J1サッカー「ガンバ大阪vs横浜 F・マリノス」の試合を、渋谷にあるカラオケ店とゲームカフェの2カ所にライブビューイング中継。"スタジアムの臨場感"と"ライブビューイングの見やすさ・楽しみ"といった体感を同時に提供できる演出の実現を目指し、様々な検証を行なう。なお、実験への参加受付は既に終了している。

会場は複数のディスプレイを多面展開。正面ディスプレイには試合中継映像を、サブディスプレイには観客席映像と試合映像をリアルタイムに表示。スタジアムにいるかのような雰囲気とデータ分析を交えた観戦が楽しめるという。

またMCが会場の様子をリモートで確認しながら呼びかけを交えた実況・解説を実施。各会場とMCの間で一体感が持てるような演出で会場を盛り上げる。観戦者は試合結果予想し、スマートフォンから投稿するとプレゼントを獲得できるミニゲームも楽しめる。

撮影、および会場で投映する空間演出をパナソニックが担当。NTTぷららは、ライブビューイング用の素材(映像やデータなど)をメディアセンターに集約し演出を加え、光回線網を通じて各会場へ同時配信する。

撮影から配信までの構成イメージ

NTTぷららおよびパナソニックシステムソリューションズジャパンは「多くのお客さまに新しい映像体験を提供できるよう、スポーツや音楽ライブなど、さまざまなエンターテインメントにおけるライブビューイングの実現を目指す」としている。

概要

実施日:10月20日
会場:ビッグエコー渋谷店、VREX渋谷宮益坂店
対象試合:2018明治安田生命 J1リーグ第30節 ガンバ大阪vs横浜 F・マリノス
参加者:一般応募で当選したサポーター計40名(応募は終了済み)